ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■イッヒリーベ語りー部
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「ねえお話してー」
娘・R(6才)と息子・タク(4才)と一緒に寝る時は、必ず物語を読むことをせがまれる。
はじめのうちは桃太郎とかメジャーどころの昔話をしていたが、ネタも尽きたので昔話がいっぱい載っているサイトを携帯で開いて、その中からチョイスして話すことにしている。
ある夜、いつもと違い
「カエルになったぼたもち、のお話して〜」
逆にタクが昔話を指定してきた。その見ているサイトは検索機能がないので、めんどいから「かえるになったぼたもち」とググってみた。すると、「まんが日本昔話」で放送されたそのまんまの動画がYOUTUBEにあるではないか。
「これみたーい」
動画で見れるRとタクは大喜びである。うーん、著作権的には思いっきりアウトなんだろうけど、見れちゃうんだからしょうがないじゃん…。スカートがめくれて見れちゃうんだからしょうがないじゃん…、みたいなJKのパンチラ目撃の口実みたいなことを呟きつつレッツ動画鑑賞。
うーん、携帯でこんなに綺麗に、スムーズに見れてしまうなんてインターネッツ恐るべし。別の日にまた検索してみたら誰がUPしたのか知らないけど、かなりの「まんが日本昔話」があることが分かった。
「これみたい!」
「やだ、こっちがいい!」
Rとタクがケンカしながらどのお話を見るかを決め、結局
「三枚のお札」
という話を見ることになった。このお話の大体のあらすじは、山姥(やまんば)に追われる小坊主が三枚の不思議なお札を使って逃げ回る、というお話である。素朴な絵柄のアニメなので全然おどろおどろしくないんだけれども、
「こわい!やまんばこわい!もうやめて!」
それでもRとタクにとっては追いかけてくる山姥はとても怖い存在であったようだ。
「大丈夫だよ、今時山姥なんてセンター街にもいないから」
そう慰めても眠りに付くまで結構ビクビクしていたのがわりとかわいかったりして。さて携帯を畳んで…と思った矢先にメールが着信。区が発行する防犯メールであった。
『7月××日14時20分頃、ムカデが丘六丁目で、自転車に乗って下半身を露出した男が、下校途中の女子児童に声をかける事件が発生しました。児童は走って逃げ、無事でした』
現代社会には山姥より恐ろしいモンスターがいるようである。そして現在、山姥は日本にはいないがハワイにいる。
ヤマンバーパールハーバー。なんつって。
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07月22日(木)
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