ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■盆ToBeWild
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息子・タク(4才)の幼稚園で盆踊り大会があった。
タクは踊りが得意な方で、過去おかあさんといっしょでまゆおねえさんとサシで踊ったこともあり、
「たっくん、担任の先生が『期待してるよ!』って言ってたよ」
嫁がそんなことを言われたらしく。それを聞いたタクも俄然やる気を出して
「私、踊る!」
でおなじみの武富士ダンサーズの如く、異常なテンションで
「盆踊りの練習する!」
当日の朝イチから熱心にひとりでシャドウ盆踊りをしていた。略してシャド盆。
そんなタクの自主練と準備を終え幼稚園に向かう。狭い園庭は既に人で一杯。日差しと人の熱で坩堝のように暑いので大きな桜の木の下の、日影に場所取り。
「お前はビデオで、僕はデジカメで、それぞれタクを反対方向から撮ろう」
嫁と連携を取ることにした。タクが踊る位置によっては、全然こっちを向かないまま終わってしまう可能性がある。
「わかった。あなたはどこで撮る?」
「え、僕この日影に決まってんじゃん」
「ずるい!」
嫁は反対方向のかんかん照り方面に向かっていった。
さて、いよいよタクの学年の盆踊りスタート。影練の甲斐あって、本番ではものすごいキビキビとした踊りを見せていた。


普段はおちゃらけているキャラなのに、盆踊りの時だけキリッとするタク。
「なんで盆踊りの時だけあんな真剣な顔なんだろ…」
と産みの親も不思議がる。タクの学年は2曲踊って終わり。タクは完璧だった。ただちょっと僕が見ている位置からは見にくいポジションに立っていたのがちょっと残念であった。

続いてはR。Rは既に卒園している。でも保護者や卒園生達が踊る炭坑節や東京音頭などがあり、Rはそれに参加した。引っ込み思案のRが珍しく自主的に「やりたい」と言うのでRも浴衣姿であった。
「上手だったね〜」
会が終わり、家に帰ってから子供達を褒め、
「たっくん、パパあんまりよく見えなかったからもっかいやってくれないかな?」
とタクにお願いすると
「え〜」
多少恥ずかしながら踊り始めた。左手を股間に当て、右手は頭の後ろ。そして股間を振りながら
「ポーッ!」
いやそれ故・マイケルさんだから。
This is'nt it.
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07月11日(日)
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