ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■俺色にソマリア
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たまには日記以外でもダジャレを言ってみたいものだが、言われた方はたまったものではないらしい。

嫁などいいとこノーリアクションで、ひどい時は露骨に「チッ」と舌打する。ダジャレを放つ者と聞かされる者の関係は、放屁する者とされる者に非常に近いようだ。

嫁がダメなら子供達である。「ことばの勉強」とかそれっぽい大義名分を振りかざして堂々とダジャレをかますことが出来る。子供っていいなあ。ちょうど娘・R(6才)と息子・タク(4才)が地球儀をぐるぐる回して遊んでいたので

「はーい、今から国の名前ダジャレしまーす」

と宣言し、この帽子ドイツんだ、オランダ、といったベタなものから、

「うんちがでんマーク」

「ぎゃはははは!」

「きゃあ、のび太さんのエッチオピア!」

「ぎゃはははは!」

「イラクちゃーん。バブー!」

「ぎゃはははは!」

「そんなことでインカ帝国ー!」

「どこそれ!」

何を言ってもドッカンドッカン受ける。やはり子供はいい。子はかすがい。子はわらかすがいい。そして

「ふふふ、君達も考えてダジャレを作ってみるがいい」

僕は子供達に宿題を与えた。この訓練により世界各国の名前を覚え、引いてはその他の言葉も覚え、韻の踏み方も覚え、ラップの作り方も覚え、東京生まれヒップホップ育ち、エロそうなやつらは大体ともだちんこ。ってな感じになるかもしれない。一石五鳥ぐらいである。

翌朝、Rの学校と僕の出勤のためみんなで家を出る時、Rとタクは一足先に家を出て外で待っていた。僕は遅れ気味だったので慌てて家を出たら、R、僕を指差して

「あっ。やっとパパが来た朝鮮」

「R、それだ!」

よく宿題をクリアしたな〜。偉いぞ〜。さすが僕ベッタリなよい子だけある。これからもどんどん挑戦民主主義人民共和国してもらいたい。

そして僕は夜のアルゼンチンチンを嫁のオマーン首長国に…とか考えながら仕事に出掛けるのであった。

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05月19日(水)
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