ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■暗い夜道となんとやら
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葛西の海浜公園で娘・R(6才)と息子・タク(4才)がなかなか遊ぶのをやめず、帰るのがすっかり遅くなってしまった。帰る時、タクが
「ねえ、今からお家帰れるの?」
なんてことを聞いてきたので
「ははは、この時間で電車が無くなったらパパは毎日タクシー帰りだな」
と答えたがタクは何かに怯えていたようだった。電車で帰り、駅に着くとすっかり暗くなってしまっている。みんな腹が減っていたのでラーメン食って帰るべ、ということになった。
食べたいと思っていたラーメン屋はなんともうスープがなくなったとのことで既にCLOSED。仕方がないのでちょっと離れた2軒目まで歩いて行き、更に帰る時間が遅くなった。
ラーメンを食べ終わり、んじゃ帰るべ、というタイミングでタクがまた
「ねえ、お家帰れるの?」
不安そうな顔で聞いてきた。
「ん?帰れるよ。歩いてね」
タクはそういう答えを求めていたわけではなくて、
「あのさー。何時になったらオバケ出ちゃうの?」
暗くなってから夜道を歩くとオバケに遭遇してしまうと思っていたらしい。だから公園にいた時からずっと気になっていたのだろう。
「パパなんてもっと遅い時間歩いてるんだよ」
そんなことを言いながらタクの手を引いて歩く。あまり夜の道なんて歩かないのでRもタクもちょっとビクビクしている。
「パパ、こわいよー。あれオバケ?」
「ただの看板だ」
なんか「魔王」みたくなってきた。おっとーさんおとーさん!Rは
「あのね、影が怖いの。影って目がないでしょ」
街灯に照らされて映る自分の影を見ながらそう言った。
「うん。そうだね。影は目も口も鼻もないね。怖いね…ってあった方が逆に怖くない?」
「ぎゃはははは!」
そういえば子供の頃って、夜の世界は別世界で恐ろしいものだったよなあ…。まだ東京の夜はいい。全然明るい。僕の故郷なんてド田舎だから
「パパが子供の頃、栃木の道はもっと暗くて、周りは森とか田んぼだったからもっと怖かったぞ〜。だからこの道なんて全然怖くないよ!」
と子供達を励ましたら
「そうそう。ママのお家だって全然明かりがなかったんだから!マジ暗闇!」
嫁もそんなことを言った。嫁の実家は一応東京都のくせにものっすごい田舎である。
「そういやお前ん家の周りの道、栃木より真っ暗だよ!ドブに落ちそうになったよ。なんで?八王子市って道路整備の予算ないん?」
暗い夜道とかけまして、検索で何も引っ掛からなかった時、とときます。
その心は街灯(該当)無し。なんちて。
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05月17日(月)
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