ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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あれは土曜日のことじゃった。
「さて、今日はどこの公園に遊びに行くかね」
「えっとねー。じてんしゃこうえん〜」
休日は娘・R(6才)と息子・タク(4才)をどこかしらに連れて行って遊ばせるのが常だが、ウチの前で近所の子、マミちゃん姉妹が遊んでいるのを見つけると、
「マミちゃんたちと遊ぶ〜」
どどーん。僕、フラれてしまった…。マミちゃんは小学校に入学するとRと一緒のクラスになり、登下校も一緒である。入学してから仲良し度が格段にアップした模様。
昼ごはんの時間になったので戻って来させて、
「じゃ、午後は何して遊ぼうかね」
と言ってみると
「え、お昼ご飯の後もマミちゃん達と遊ぶんだよ」
どどーん。またフラれた。窓から子供達がなんかキャイキャイしながら遊ぶ姿を眺める。ああ、心と時間がぽっかりと空いてしまった。僕は…もう不要なのか…。リストラされるってこんな気持ちなんかな…。
「オヤジ、捨てられるの早かったね。小学校入学したら即だったね。クックック…」
嫁は背後から陰険な言葉と嘲笑でとどめを刺す。いやああああっ。お前は野口さんか。嫁に傷口に塩を塗られ、絶望のズンドコにはまっていたところ
「パパー!ちょっと来てえええ」
外からRの声が!うおおおお、リストラオヤジ再雇用ー!と喜んで飛び出して行ったら
「ねえ、なんか面白い遊び考えて」
もんのすごいムチャ振り。
「じゃあこういうのはどうだ」
階段を使って、ジャンケンして勝った人がグリコとかチヨコレイトとかするやつを教えてやった。
「みんなでやろー!」
「うん。じゃんけんぽん!」
子供達は早速遊び始めた。でも僕には「一緒にやろう」と声はかからなかった。再び家の中に戻り、
「親という字は『木の上に立って見る」と書くのさ…」
と窓から子供達の遊ぶさまを眺めていたら
「パパー!来て!きぃてえええ!」
今度はタクの悲痛な叫びが。すわ。うんこでも漏らしたか…と飛び出して行ったら
「たっくんグリコやりたいんだけどみんな違う遊び始めてやってくれないからパパ一緒にやるように言って」
いちいち呼び出すなあああ!僕はドラえもんじゃねえぞ!
リストラえもんです。
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04月28日(水)
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