ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ハイスクールララバイ
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近所の高校でお祭りをやっているらしく、賑やかだった。
部外者もウェルカムのようで、ウチの前の道をたくさんの人が向かっている。
「どんなお祭りやってるのかなあ」
なんだか嫁は気になるらしい。行きたいのだろうか。
「でも僕は行かないよ」
だってそこ、男子高だもん。女子高なら金払ってでも絶対行くけど何が悲しくてわざわざ男子高に行かねばならんのだ。僕は男子高出身なんである。逆に嫁は行きたいのだろうか…などと思いつつ、
「男子高なんて臭いし汚いからやだよう」
とダダをこねたら嫁はそれ以上言わなくなった。しかし道行く人がわたあめを持っているのを娘・R(6才)と息子・タク(4才)が目聡く見つけて
「わたあめ食べたい!行きたい!」
やむを得ず行く羽目になった。ところが入ってみると僕が通っていた高校とは大違い。
僕の高校は天井や壁に穴が開いていた。スクールウォーズみたいに荒れていたわけではない。単なる老朽化である。それなのにこの高校はキレイ。
僕の高校は常にチンカス5年分が溜まりまくったような臭いが充満していたのにここは臭くない。何故だああああ。
そして一番驚いたのは他校の生徒、しかも女子高生がめっちゃくちゃ来ていたことである。僕は会社に行く時にここの生徒とよくすれ違うのだが、だいたい頭はめちゃくちゃ良さそうだが亀頭は排尿以外使ったことがなさそうな、パッとしないガリ勉君が多いイメージだったのである。
偏差値以外取り柄のなさそうなモッサリした高校だと思っていたのに、実は偏差ちんこも80ぐらいのスーパーヤリチン高校だったのだろうか。方程式もオギノ式もバッチリ、みたいな。恐るべし。
唇にピアスをした男子高校生に、バッサバサのつけ睫毛と加減を知らない化粧で顔が鳥居みゆきになっている女子高生。おじちゃんはもう若者が分からんよ。至る所でナンパを繰り広げる21性器少年達を横目に
「パパー。わたあめはー?」
わたあめ売り場を探す僕達。わたあめぐらいなら可愛いもんだが、将来この子達もあんなイカれた格好になるために親のスネを囓るのかなあ…。
残念ながらわたあめはあまりの来客の多さのため行列がもの凄く、一旦販売休止になっていた。なので代わりにワッフルを買ってやった。


満足そうなふたり。
「私はクレープ食べたいわ!」
嫁も食い気を出してクレープを買いに行ったのだが、30分待っても戻って来ない。ケータイをかけてみたら
「まだ並んでる…」
ここもキャパオーバーのようだ。女子高生手作りのクレープなら2時間でも3時間でも待つが、
「もう諦めろ」
嫁を連れ戻してそろそろ帰ることにした。とにかく高校のお祭りにしては凄い人出なのだ。校内に人が溢れている。出来るだけ人が少ない道を通って外に出ようとしたら、いじめられっ子が呼び出されそうな人気のない校舎の裏側に出てしまった。
そこにいた男子高校生ふたりと目が合った。彼らは固まってた。よく見るとと絶賛喫煙中で…。別に言いやしないけど、もっと隠れ場所を考えたまえ。
なんだかウチの子達は絶対こうなって欲しくないっていう高校生ばかりが目に付いてしまった。
「ワッフルおいしかった?」
「おいしかったー!」
いつまでも素直な君達でいておくれ…。
男子高でマイナス思考になってしまったとさ。
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04月26日(月)
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