ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■金なら1枚、銀なら5枚
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朝から雨が降り、子供達は家の中で退屈を持て余していた。
絵本読み・たたかいごっこ・パズル・ブロック・ままごと…様々な遊びをしても
「ねえ〜なんかして遊ぼう〜」
とグダグダになって抱き付いてくる。僕もこんな日は一日中みだらな行為をして退廃的な休日を過ごしたいものだが、嫁が許さぬし第一子供達の目もあるし無理であろう。
家の中で閉じこもりっきりなのが悪いのだ、と思い
「じゃあお散歩しに行こう。おやつ買ってやるぞ」
無理矢理外に出る口実を作ったら娘・R(6才)と息子・タク(4才)はホイホイ付いてきた。
「では私は買い物に」
と嫁。そういうわけで、僕はコンビニにおやつを買いに、嫁は買い物しようと街まで出掛けることになった。財布は忘れてない。
コンビニでRとタクは
「どれがいいかなー」
散々迷い、選んだのが森永チョコボールであった。
「当たりだといいナー」
「そうだねー」
金なら1枚、銀なら5枚というアレ、まだやってるんだなあと感心した。家に帰ると嫁はまだ戻っていなかった。遠くのスーパーに行ったので暫く時間がかかるだろう。
「チョコボールたべていい?」
すぐさまと言い出す。
「3時になるまでダメです」
「えー!今何時ー?」
「そうねだいたいね〜」
「今何時!」
「まだ早い〜」
「今何時って言ってるの!」
お菓子を目の前にしたタクにはどんなオヤジギャグも通用しないらしい。てかサザン知らんし。
「2時だよ」
おやつの時間まではあと1時間ある。おやつは3時。この鉄則は守らせるべきだろう。するとタクは渋々引き下がったが、
「あと何分?」
「今何分?」
「まだ?はやくたべたい!」
2分おきに聞いてくるので
「パパは時計じゃないぞ!時計じゃないので、ほっとけー。なんつって」
僕の方が気が狂いそうになってしまった。このダジャレにはRがちょっと笑った。Rはちゃんと待ってる良い子なのに…。
「じゃあ2時半になったらいいよ。あと10分だ」
とうとう根負けして30分早め、その時間になったら怒濤の如く食い始めた。モリモリ食べながらも
「ママには3時に食べたって言ってね」
僕に口裏を合わせることを要求してきた!タク…なんて子。
「ダメですー。ちゃんと言いますー」
「ええー」
そんな押し問答を続けていたら
「ただいまー」
嫁が帰って来てしまった。さあタクどうする!…とニヤニヤ眺めていたら、嫁の側にどどどどっと駆けだして
「もう食べちゃってるの。えへ」
可愛くごめんちゃいしてお茶を濁す作戦に出た!磯野カツオかお前は。
嫁にはチロルチョコ2個をお土産。
僕のチンコもチョコっと食べて欲しい…。
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03月07日(日)
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