ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■お口の恋人
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息子・タク(4才)が大好きなタオル。

いつもハンドタオルを手にして口元に当ててふんふんしており、まるでアンパン中毒のよう。休みの日に

「今日は何して遊ぶ?」

と聞いてみると

「おうちでタオルふんふんしてる」

タオルジャンキーで不健康そうなことを言ったり

「みんなだいすき〜タオル〜♪」

自作のタオルを讃える歌を歌ったり、寝ている時もタオルを離さない。むしろふんふんしながら寝る。寝相が悪いのですぐタオルが離れてしまうが、それでも突然がばっと起きて

「たおる」

と呟いてタオルを鷲掴みし、また寝るということもしょっちゅうだ。タオルラブっぷりがパネエっす。

ただ最近自分でもちょっと恥ずかしいことだと意識し始めたらしく、幼稚園に行く時はタオルを持っているくせに、幼稚園に到着するとパッと嫁に渡すらしい。友達に見られるのがイヤなようである。

そしてこないだ近所の餅付き大会に行った時もタクはタオルを離さず持っていたが、幼稚園のお友達がいるのを見つけた途端…

「ふん!」

タオルを僕のコートのポケットに押し込みやがった。見事な証拠隠滅。

「タク、恥ずかしいんだったらタオルやめれば〜」

「やだ」

そんな僕もタバコやめられないんだけど。これは血か。口唇愛。僕たちは母親のおっぱいから離れてからもまたずっとおっぱいを求め続けてるんである。きっと。

だから僕がタバコをやめるには常に手元におっぱいがあればよいのではないかと考える。食後のおっぱい、寝る前のおっぱい。仕事に行き詰まった時にちょっと一息のおっぱい。飛行機の長時間フライトで、タバコが吸えなくて死にそうな時に

「いかがですか」

と差し出されるスッチーのおっぱい。うむ。天国のような世の中である。マイルドヘブンである。これならタバコもあっさりやめられそうだ。

今、手元にあるタバコの箱には

「人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます」

と書いてある。これはおっぱいにも当てはめることが出来るのではないだろうか。

「人により程度は異なりますが、ポコチンによりおっぱいへの依存が生じます」

なんつってな。

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02月27日(土)
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