ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■風立ちぬ。今は冬。
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日曜日は自分が小沢一郎になったかと思うほどとても風当たりが強い日であった。

それでも子供は風の子、娘・R(6才)と息子・タク(4才)を連れて公園に遊びに行った。

「風が強いねー!寒いねー!じゃあかけっこしよう!」

タクは風の子として大変正しい行動を取って公園内を駆けずり回っていたが、Rはいまいち乗り気でないようであった。

そのうちまた風がごおおおおおっと吹き荒れると

「ひいいいいいいん!おうち帰りたいいいいい!」

Rがマジ泣きしてしまった。

「そんなにひ弱なのかお前は!」

実は僕も寒いから「おんもに出るのやだなー」と思っていたのだが、晴れの日曜に一日中家に籠もっているのも不健康であるとして外に出たのだ。Rは風の子なんかじゃなくやっぱり僕の子なんだなあ。

でもRが言うには

「風が台風みたいで怖いの」

寒いのではなくもの凄い風の音が怖いのだという。泣いたのは寒さではなく怖さからであった。うーん。雷が鳴ると真剣におへそを隠してシクシク泣いているような子だからなあ…。

公園にいる他の子達は元気に暴れ回っているのに、何故ウチの子だけは出来ないのか…。

ウチの子に限って…ウチのちんこ握って…。風の股じゃぶろう…。

泣くRと地頭には敵わぬので

「じゃあお外はやめて児童館にする?」

と言うと

「行くー!」

ケロッと泣くのを止めて大喜び。そんなわけでものの10分で公園から撤退することになった。

風と共に去りぬ。

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02月08日(月)
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