ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■説教娘
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娘・R(6才)と息子・タク(4才)をお風呂に入れていたらトラボー発生。
タクが遊んでいたおもちゃをRが「貸して」と言ったところ
「やだ」
どーんとRを突き飛ばしたのである。
「こらタク!すぐ手を出すんじゃない!」
気に食わないことがあるとすぐ手が出るのがタクの悪いところである。それでいつもRは泣かされるのだ。ほら、もうRは泣きそうではないか…と思ったら今日は違った。
「たっくん、すぐぶっちゃダメだよ」
いつもとは違い、毅然とした態度でタクに説教を始めるではないか。
「たっくんはすぐぶつけど、たっくんもぶたれたらいやでしょう?」
「うん」
「他の人の気持ちになって考えて。そうじゃないと嫌われちゃうよ」
「うん」
おおお…いつも頭の中がお花畑のRから「他人の気持ちになって」なんて言葉が出てくるとは思わなかった。しかもタクも素直にうんうんと頷いている。
「男の子は女の子よりも強いの。だからやさしくしてね」
「うん」
僕の言うことがなくなってしまった。というよりも僕が説教するよりずっと上手いわ…と舌を巻いた。
「だからたっくん、すぐぶっちゃダメだよ」
「うん」
「他のひとの気持ちになってね」
「うん」
感心しながら聞いていたが、その内なんだかエンドレスリピートになってきたので
「たっくん、分かった?たっくんのパンチは強いから痛いんだ。Rちゃんが言ったことわすれないようにな」
この辺でまとめることにした。そしてRと僕両方からの説教だとかえってふてくされる恐れがあるので
「Rちゃんはたっくんよりお姉ちゃんなんだから、タクが出来ないことや分からないことがあったら手伝ったり助けてあげたりするんだよ」
とRにもひとこと添えた。そしたらRは
「いつもしてるでしょ!」
うわああ。逆に怒られてしまった。
確かにRはタクの面倒をよく見ている。妄想が突っ走ってタクが付いていけないことも多々あるが、基本的にRは弟思いなのだ。
「そ、そうだな。Rちゃんはいつもタクに優しいよな…」
この場は結局Rの独壇場となってしまった。おっとりな子だと思っていたけど、意外と気の強い女になったりして…。
僕とタクは嫁とRには敵わず、我が家では女性上位になりそうであり、ちょっと背筋に冷たいものを感じたのであった。
夜は女性上位大歓迎なんだけどなあ。
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01月05日(火)
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