ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183273hit]

■この子の六つのお祝いに
クリックしてね!←クリックしないと夜あなたの部屋にひぐらしを投げ込みます。

今日、娘・Rが6才になった。

嫁実家にてケーキを買ってハッピーバースデー祝いである。

「なんかもうあっという間だね…」

「Rが産まれた時は台風の夜だったなあ…。

僕と嫁、それに嫁両親でしみじみ語り合ってしまった。なんてったってもう6才である。あと10年でセンチメンタルジャーニーの松本伊代とタメになってしまう。だからなんだと言われても困るが。

そんな長いようであっという間だった6年間の象徴として、6本のロウソクをケーキに立てようとしたら

「やだ!Rちゃんろうそく怖いの!」

Rが思いっきり怖がって、僕の背中に隠れてしまった。Rはロウソクの火が消えた後の煙が大っ嫌い。なので毎年バースデーケーキにロウソクの火を灯すのが一仕事なのである。

「でもさー。バースデーケーキにロウソクは付き物だからね…」

ロウソクのないバースデーケーキなんて、ポケットがないドラえもんのようである。乳がないほしのあきのようである。アスカがいないチャゲアスのようである。あとは…もういいか。

R以外の全員でRをなだめすかしてロウソクに火を灯し、記念撮影。

R
こんな感じでビビリまくりでマジで半ベソ。Rはここまでが限界で、

タク
代理で息子・タク(3才)が火消し役となった。

「こういうのって大きくなってからも言われちゃうんだろうなあ〜。Rは小さい頃ロウソクがダメでねえ…って」

と嫁父。僕も親に散々聞かされたことがある。近所に中華料理屋があって、僕はよく親に連れて行かれたらしい。そこは料理が出来上がると「ビーッ」とブザーが鳴り、それを合図に店員が客席に運んでいくのだが、僕はその音を思いっきり怖がって、鳴る度に泣きまくったらしい。

「だから僕がいる時はブザーを止めてくれたそうですよ」

なんてことを嫁父に話すと

「コイツ(嫁の弟)もなんか知らんが笑点のテーマソングが流れると怖がって泣いてたんだよ」

「それは変だ!」

「そうそう、なんでだ!」

いきなりトラウマ話を掘り起こされ、一族全員からツッコミを受け

「オープニングに出てくる人形が怖かったんだよ…」

ボソボソと恥ずかしそうに話す嫁弟、哀れ。

煙が消え去った後はRもタクもケーキをモリモリ食う。あとは誕生日プレゼントなのだが…これは嫁実家ではなく、ウチに置いてあったので帰ってから渡す予定であった。

しかし帰って来たのがだいぶ遅くなってしまい、帰ってからすぐ風呂に入り、ゴハンを食べていたらもう寝る時間になってしまった。

「いま渡すと寝ないよね…」

「明日だね…」

嫁とヒソヒソ話し、Rにはかわいそうだがプレゼント授与は延期とした。Rはその辺は思いっきり忘れているようで、とっとと寝てしまったので内心ガッツポーズである。

あとはRと約束した、僕からRへの手紙である。「たんじょうびにおてがみくれる?」とRから直訴状をもらってしまったのだ。これもまだバタバタして書いていなかったので、子供達が寝た後に書き始めた。

えーと、まず誕生日おめでとう、と書いて、日頃水泳とピアノを頑張っていることを誉め、あとは最後に

「大きくなったらパパと結婚してね」

と絶対書きたかったのだが、いざ字に起こすとなるとなかなか恥ずかしい!キャー!いい年こいて恋文を書けずに悶々とする中学生のようではないか。

まさに身を悶えつつ、ていうか今時ラブレターってあんのかな…みんなメールで済ませてしまいそうだ…とか余計なことも考えてしまい、筆が進まず夜が更けていく。

娘は6才。
僕照れ臭い。

ご祝儀代わりにクリックよろぴく。
    ↓

[5]続きを読む

08月10日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る