ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■一発、二発、散髪
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暑くなる季節、息子・タク(3才)の頭が臭くなる。

汗で頭がむれやすくなり、だっこしたりすると髪の毛から捨て犬のような臭いが漂ってくるのである。娘・R(5才)は不思議とそういうことはないので、やはり男というのは臭い生き物のようである。君の瞳に乾杯(臭いセリフ)

「そろそろ頭をボウズにするかなあ」

なので毎年夏になるとタクをボウズ頭にしているので、今年もその時期が来たようだ。ウチでバリカンにてやろうと思ったのだが

「とこやさんいきたーい」

とタクが言う。はたして大丈夫なのだろうか。ウチで髪を切る時でさえ泣くわわめくわの大騒ぎなのに、知らない床屋で知らない人に切られて泣かないはずはあるまい。娘・R(5才)が3才の時に七五三のために髪をセットした時も大泣きして大変だったのである。

「タク、泣かないか?おうちで切った方がいいんじゃないか?」

一応タクに念押ししてみると

「やだ。とこやさんがいい。アメもらうの」

アメ…。そうだ。僕がよく行く床屋では、「ご自由にどうぞ」とアメ玉が詰まった籠が置いてあるので、いつもお土産にRとタクにひとつずつもらっていたのである。どうやらタクは床屋に行けばアメがもらえると思い込んでいるようだ。ていうかそういう細かいことに限ってよく覚えているなあ…。

「よし、お前の決心は固いようだから、パパと行くか」

「うん、いくー」

というわけでタクを床屋に連れて行くことになった。

「はい、どうぞー」

理容師のおばさまに声をかけられ、タクを散髪台に座らせる。今にも泣くのではないかとドキドキものである。泣いて散髪どころではなくなってしまったら強制退店させられてしまうのである。

「タク、頑張ってね」

「パパ、そこにいてー」

「ああ、すぐ後ろで見てるよ」

「うん」

R
こんな感じでタクの後ろでハラハラしながら見守っていたが、タクはわりと面白そうにキョロキョロと周りを見渡し、髪の毛を切られている間も

「ぼく、3才だよォ」

とか

「きょう、ようちえんおやすみなの」

とかおばさまに気さくなトークをかます余裕っぷり。なんか心配していたことが全て杞憂に終わってしまい、ほっとしたような肩すかしを食らったような。

「はい、おしまいですよー」

遂にタクは泣かないまま散髪を終えることが出来た!

「よく頑張ったな。じゃあ帰ろう」

タクの手を引いて店を出ようとしたら

「アメ!アメもらうのー!」

待ち合い席のテーブルにあるアメの籠にまっしぐら。ああ、このアメが欲しかったんだよね…。散髪中、泣かないようにタクの精神を支えていたのは、見守っていた僕とアメであったようだ。

飴と父。なんつって。

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06月29日(月)
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