ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■子宮内イントラネット(ヘソノヲ接続)
嫁とおなかの中のRちゃん(たぶん娘)は一心同体少女隊。
嫁はRちゃんの考えていることが分かる、と断言する。

僕が食欲がなくて何も食べないでいると

「Rちゃんが心配してるよ」

と嫁が言う。いい娘だなあ。
でれでれ、と胸がくすぐったくなる。

「んまっ。この子ってば優しいのね…」

僕は照れ隠しのために口調がピーコになってしまう。
仕事が終わらず午前様で帰って来た時も

「Rちゃんがお父さんの帰りが遅くて心配してたよ」

また嫁が言う。でれでれ。

「んまっ。アタシはアナタの為なら殺し以外は何でもやるわよー」

僕は照れ隠しのために口調がおすぎになってしまう。
そして結論として嫁が言うには

「Rちゃんはお父さんが大好きなのよ」

でれでれ顔面土砂崩れ。

「アタシもアナタを超愛してるわー!」

とうとう口調が日出郎になってしまった。

でも僕は半信半疑だ。本当にそうなのか?
嫁が勝手に思い込んでるだけでは?

Rちゃんとは常時接続の嫁と違い、
嫁と時々情事接続になるだけの僕には確かめようがない。

しかしこんなことがあった。
ある晩、寝ている時に嫁が僕の腕を急に掴んだ。

イヤー!犯されるー!…と思ったら、
嫁は僕の手を自分のおなかに当てた。

「Rちゃんがあなたの手をさわりたい、って言ってるの」

程なく、お腹の中からRちゃんがぼよーん、ぼよーん、
と突き上げて来た。まるで僕の手を探すように。

これは…嫁は本当にRちゃんの考えが分かってるのかもしれない。

Rちゃん、僕の手はここだ。おなか越しだが分かるか?
本当に直に握手出来るのはあとどれくらいか…。

ぼよーん、ぼよーん。

「Rちゃんが、手をさわれて嬉しがってるよ」

嫁が解説した。

「そうか。じゃあ大きくなったら胸をさわらせてくれよな」

僕がそう言った途端、おなかが急に堅くなってしまった。

「ちょっと!Rちゃんドギマギしてるでしょ!」

嫁に怒られた。まだセクハラは早かったようだ。

それにしても僕の言うことも分かるのだろうか?

物心ついてから「セクハラ親父!」と罵られるのはやだなあ…。


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アリガトウゴザイマシタ。

07月04日(金)
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