ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■妊婦と酔っ払いとレバー。
嫁と居酒屋で夕飯を食べた。

入った店の今日のお勧めは「牛レバーのあぶり」

「嫁!これ食え!」

妊娠中の嫁は貧血気味なのである。
是非これを食べて貧血を少しでも克服してもらいたいのだが

「私、あまり好きじゃない…」

嫁は苦笑いして敬遠する。

「そうだったよな。お前、レバー嫌いだったよな。
 じゃあ仕方ないよなあ…

 あ、店員さんすいません、
 牛レバーのあぶりひとつ!」

「ぎゃああ!」

最近、太るとお産が重くなるからということで
嫁の大好きなアイスを自粛させている。
その上嫌いなレバーまで食べさせるのは酷かもしれない。
でも心を鬼にしなければならない。

がんばれ嫁!

逆に僕は好きな物を食べ、好きな物を飲み、
いい感じに酔っ払って焦点の定まらない目で
嫁を見守るのみ。

今思い返すと最低だったかも。

やがてレバーはやって来た。

「…アナタは食べないの?」

恨めしそうに僕に聞く嫁。

「おっちゃんの下半身はいつもパンパンに
 充血しまくってるからのう、
 これ以上に血が増えてもなあゲヘゲヘ」

最低オヤジシモネタでごまかした。

だって僕もレバーは嫌いなんだもん。

最低の上に極悪だったかも。

嫁は「臭い」だの「パサパサしてイヤ」だの
不満を漏らし、なかなか食が進まない。

僕は応援するしかない。

がんばれ嫁!

「レバー・ギブアップだ!」

なんてことを言うと貧血克服どころか
血の気が抜けてしまいそうなのでやめた。

「レバーだけに、残しちゃい肝臓〜」

これも却下。

僕はこのダジャレ癖を自粛するべきかもしれない。


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アリガトウゴザイマシタ。

06月23日(月)
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