ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■上を向いて歩こう。ゲロがこぼれないように。
嫁と近所の居酒屋に行った。

妊婦を居酒屋に連れてくなボケー!

いや、酒が目的だったのではない。
ゴハンを食べに行ったのである。
料理がおいしくて行きたかった店が
たまたま居酒屋だっただけのこと…。

などと自己弁護しつつもやはり僕は飲みたかったのである。

前日の日記の通り、近所の美少女Rちゃんが喫茶店を辞めてしまい、
これからまたしばらく会えないことを考えると
一杯かっ食らいたい気分に。

「いらっしゃい、あ、おめでたですか。
 じゃあ今日はお酒は飲めませんネ」

店に入ると僕らの顔を覚えてくれている店長が声を掛けてくれた。

僕は飲む気満々なんだけど…。
苦笑いするしかなかった。

「ウチの奥さんも去年出産したんだけどね。
 僕は部屋では禁煙してるんですよ」

僕、バカスカ吸ってるんだけど…。
苦笑いのし過ぎで顔がひきつりそうになった。

「イス、苦しくないですか?」

店長をはじめ、みんな妊婦には暖かい気遣いをくれる。
子宮にやさしい。

それにひきかえ

「Rちゃああああん」

肝心の夫が滂沱し酒をかっ食らっており妊婦に全然優しくない。

「よしよし、これ食べなさいね」

更に妊婦に慰められる始末。

しばらくモサモサ食って、ふとメニューを見ると

「江古田の恋」

なるオリジナルカクテルがあった。
Rちゃんと知り合ったのも、この街、江古田。
今夜にふさわしい名前の酒ではないか。
我が意を得たり、とばかりに

「江古田の恋、ひとつ」

と注文したら

「その恋、終わったね」

今まで優しかった嫁が一転、
冷水をぶっ掛けるような鋭い突っ込みが!

…終わった言うなあああああ!

やさしくも冷静な嫁は妊婦。
おかしくも泥酔の夫は陳腐。

パンプル妊婦ルパムポップン。
ち陳腐いぷい。

開け、ゴマ。

じゃなかった

許せ、妻。


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04月21日(月)
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