ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ワーカホリック、エロスホリック。
1日1本・ガンバルンバ、のユンケルとか
乳輪千ミリグラム配合、のリポビタンDなどは飲まないが
眠気覚ましドリンクはよく飲む。
今日買ったものにはオマケがついていた。
「総合ビタミン剤」と書かれた錠剤がひと粒。
なんか体に良さそうである。
僕が職場でドリンクを一気飲みしてたら
「お前、そーいうの好きだよな〜」
隣にいた星野係長に言われた。
「今日はオマケもついてたんですよ、ほら。
元気が出そうでしょう」
僕は「総合ビタミン剤」を係長に見せたのだが
「それって、ごく一部だけが元気になっちゃうヤツなんじゃないの〜?
お前、奥さん身重で夜のほう、ままならないんだろう?
そんなの飲んだら大変なことになっちゃうぞ〜」
ウヒョヒョヒョ…と、思いっきりイヤらしい笑い方をされた。
「そんなんじゃないですよ!何を言うんですか!
まだ昼前じゃないですか!ハラスメンツじゃないですか!」
思いっきり図星だったのだが、とりあえずムキになって否定して、
そのドリンク剤をぱくっと飲んだ。
…までは良かったのだが。
やがて仕事に忙殺され、そんなやりとりもすっかり忘れた頃
僕はトイレに行き、洗面台で手を洗った。
鏡面台に写った顔を見ると、何やら赤いものが垂れて来た。
鼻血だった。
まーじーでー。
やっぱりそういう「精力方面」の錠剤だったのか?
恐るべし総合ビタミン剤!
そして恐るべし係長!
とにかく、このまま戻るわけにはいかない。
「何だお前、やっぱり溜まりまくってんじゃないかウヒョヒョ」
係長が最強にイヤらしく笑うに決まっている。
僕はティッシュを鼻に詰め、血が止まるまで
トイレの個室に籠もるしかなかった。
こうしてる間にもどんどん仕事が溜まる。
仕事の虫と化してやらなければならないのに、
なんだって便所虫になるハメに…。
03月06日(木)
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