ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■三つ子の美少女百まで美少女。
17のころから親元を離れ
近所のゲーセンで店員をして自立し、
コスプレが趣味の超美少女のRちゃん。
僕は嫁の目をかいくぐりつつ彼女をずっと
草葉の陰から見守っていた(つもり)なのだが。
今は全然会うことがない。
電話をしてみようかなあ、と毎日思う。
でも、ちょっと前電話したばかりだし、
あんまり頻繁に電話すると嫌われるし、
この時間はひょっとしたら働いてるかもしれないし、
この時間は風呂に入ってるかもしれないし(鼻血が出そうなほど妄想)
この時間は彼氏と…………かもしれないし(血尿が出そうなほど慟哭)
などと遠慮してたらもう2週間ほど過ぎてしまった。
何せ電話を手に取るだけで
脂汗がダラダラ出まくり、
心臓はズンドコ乱れ打ちを始め、
両手がブルブル振るえまくり、
胸がきゅうううんとなってしまう。
この症状のまま医者に行ったら「恋の病です」とか
言われたりして。いやあん。
…「頭の病」って言われるのがオチだろうけどさ。
中学生だってもっとスマートにやってるよな…。
ああ、純情すぎる僕の心が憎い。
(すいません、頭の病なもんで)
このまま我慢していては、黄色い救急車で運ばれる日も
遠くないと危惧し、今日、思い切ってかけてみることにした。
当然、嫁の前ではとてもじゃないが出来ないので、外で…。
発信。うおりゃあ。ドキドキドキドキ…。
「ただいま電話に出ることが出来ません」
…。
このアナウンス、何十回聞いたことか。
おなかの子に対する不安と愛情と
同じ感情をRちゃんに抱いてるのに
気付いた今日この頃。
たまには声ぐらい聞かせてくれたって
いいのにさ。
はっ。これ、僕の母親の口癖だった。
ちゃんと暮らしてるのかな。
02月28日(金)
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