ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■お嬢様の危険な妄想。
会社の女の子、ひとみちゃんが僕のところに寄ってきた。

「あら、スーツに白髪がついてますわよ」(お嬢様なので言葉遣いが良い)

僕の上着からちょいっと、つまんで見せたものは…白髪ではなかった。

よく見ると、昨晩嫁がブルマ姿で振り回していた
ポンポン(チアリーダーが振り回しているアレ)の切れっ端ではないか。

「かじりんさん、白髪はありませんのに。変ですねえ…」

「ああ、いや、それはその…」

「まさか、白髪の方と何かやってらしたんですか…?
 スーツに髪がまとわりつくような絡み…とかを!!」(お嬢様なのにエロい)

「気持ち悪いこというなあ!白髪の人間って
 この会社、爺さんしかいないだろ!」

僕はたまらなくなり、それは白髪ではなくビニール紐の
切れ端なんだよ、と説明した。

「あら、よく見たらそうですね。でも…」

頼む!それ以上聞かないでくれ!
何故そんなものが付いてるのか、と聞かれても
昨日の「ブルマの秘め事プロジェクト」のことなんて、言えない。

「かじりんくん、ちょっと、そこで打ち合わせいいかね」

タイミング良く、上司の長島課長が会話を遮ってくれた。

そういや長島課長も白髪フサフサであった。
言ってみれば渋いロマンスグレー。

「じゃあそこの会議室で…」

二人で会議室に向かう僕と課長。
ふと、ひとみちゃんの熱い視線がぶつかった。

ひとみちゃん、顔が市原悦子(家政婦)になっている!
「あらら、見ましたよお〜」と言わんばかり。

違うんだったら!

しかし、真実を語っても語らなくても
「ホモ会社員」もしくは「コスプレ夫婦」の烙印を押される危機に
陥ったようである。

どちらを選んでいいか教えてください。
12月23日(月)
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