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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■愛裸舞勇 夜露死苦。
嫁とケンカすることが多いのは
言葉が足りないからだ、とは常々思う。
僕が嫁をどう思ってるのか。
本当にこの男はワタシなんかが嫁でいいんだろうか
と、イマイチ分かりかねる嫁が時々不安になり苛立ち、
爆発するパターンが多い。
いつも「愛している」と言っていれば問題ないのだろうが、
そうはいかぬ。
そんなこと父親が磔にされても言えない。
(父、もういないけど)
何故なら、そういうことをストレートに言う事は
非常に恥ずかしいことだ、
という風潮の中で僕は育ってきたからだ。
「最後に愛は勝つ〜♪」
などという直球な歌詞の歌が流行っても
寝言みたいにしか聞こえなかったし、
「それが〜1番大事〜♪」
なんていう歌がかかろうものなら
「じゃあ2番目に大事なもの言ってみろ」
と、いちいち斜に構えるのがカッコいいような、
そんな空気の中で10代を過ごしたからだと思われる。
それに、いちいち「愛してる」なんて言っていたら
その言葉自体の有難みと本当っぽさが減る。
「ありがとうございました、またおこしくださいませ〜」
いつもコンビニで言われても、それは店員が心から本当に願っている
ことではなく、単なる接客用語であることは誰もが知っている。
「おめでとうございます!あなたは1万人の中から選ばれました!」
電話口でそう言われても
「じゃあとりあえず、ハズレた9999人連れて来い」
と、皆思うはずである。
だから僕は言わない。
しかしラブラブモード一直線の嫁が羨ましいと思うことはある。
自分が素直になれないのが悪いのだ、と。
だから、ここに書くことにする。
…やっぱ、やめた。
ぷ。
いいのだ、素直じゃないし。
12月06日(金)
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