ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■呪われた誕生日。
同じ部署で働く松原さんが僕と誕生日も同じ、
ということが分かったが
なんと、まだいた。
僕の隣の席の、赤木係長も11月20日生まれであった。
「君もそうなのかっ」
赤木さんは目を丸くした後
「僕も松原君もかじりん君も、同じ星の下に生まれ、
同じ運命にあるのかなあ。
こんなクソ部署に配属されちゃってさあ。
きっとこの日生まれた人は皆、呪われた運命なんだよ」
恐ろしいことを言い出した。そして、
「そうそう、かじりん君が配属される前に
渋谷君、っていう人がいてね、その人、精神的にイカれちゃって
辞めちゃったんだけどね、彼も11月20生まれだったんだよ」
「えっ!!まだいたんですか!!でも…精神的にって…」
なんと、11月20日生まれは過去もう1人いた。
僕が通算4人目ということになった。
「ストレスだったんだろうなあ…やっぱ呪われてるんだよ、僕ら」
「僕らも同じ運命を辿るんですかね…」
「頑張ろうよ、同じ星の下に生まれた、運命共同体だよ」
「そうですね。一心同体少女隊ですね」
「それ、古いなあ」
逝く時は一緒よ、と誓い合った僕らであった。
11月24日(日)
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