ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■仕事しろ。
最近、近所の美少女Rちゃんの姿を見ないので
いい年こいてメランコリックな僕である。
よく彼氏と2人でゲーセンにいるのだが
ここのところ見かけるのは彼氏だけ。
一体どうしたんだろうか。
僕は黙々とメダルゲームをやっている
Rちゃん彼氏に近づいて、ちょっと考えた。
「やあ。Rちゃん来てないの?」
露骨にそんなことを言うと、Rちゃん目当てなのが
バレバレである。
少し他愛のない話を挟んでからおもむろにに
本題に入ることにしよう、と考えて
イカシたアメリカンなジョークとか
ウィットに富んだフレンチっぽいエスプリとか
どうしようもなく最悪なジャパニーズのオヤジダジャレとか
昨日見たニュース受け売りの時事ネタとか
ピンクレディーの新曲の話とか(いつの時代だ)
ネタを探したのだが大して思い浮かばず
「こんばんワイン〜。ところでRちゃん来てないの?」
自分でも思いつく限り最低の切り込み方となってしまった。
「いや〜寝てますよ〜仕事が忙しいみたいで」
Rちゃん彼はメダルゲームのボタンをぽちぽち押しながら
けだるそうに言った。
ゲーセンの店員を辞めたRちゃんの今の仕事については
僕は断片的な情報しか知らない。
インターネット関係…EXCELを使う…集計の仕事…。
そんなことぐらいしか聞いていない。
クリスマスの時ここのゲーセンでサンタのコスプレをして
ゲーセンオタク共をハアハア言わしめていた頃と比べると
想像できないほど地味ー。
「そんなに忙しいのか?どんな仕事をしているの?」
と、彼氏に聞いてみたのだが
「さあ…何やってるんでしょうね…」
さあって、あんた…。彼氏のくせに…。
ちゃんと面倒見ろよおおお!
僕が養女にしてしまうぞ(無理)
08月23日(金)
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