ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■京都〜♪大原簿記学校。
「実家に帰ってくるよ〜」
近所の美少女、Rちゃんはそう言って京都の実家に
旅立っていった。
まさか、彼氏も一緒に行くんじゃ…。それで
「お嬢さんを僕に下さい」
なんて言ってくるんじゃ…。
なんということだ。僕の秘蔵っ子がとうとう
羽ばたいて行ってしまうのか…。
などと悶々としながら過ごしていたら昨日帰ってきたので
待ってましたとばかりにRちゃん電話して
会った。
…彼氏も連れてきたけど。
Rちゃんは土産話を始めた。
「あのね、親戚のおじさんの車で花火を見に行ってね…」
ちっ。隣に彼氏も乗っていたんだろうか。
「綺麗だったよ〜」
ちっ。隣に彼氏も一緒に見ていて、いいムードになったんだろうか?
「で、帰りの車に乗ってる時にね…」
ちっ。後部座席に2人で座ってこっそりいちゃいちゃしていたんかなあああ?
「足だけの幽霊見ちゃった」
ちっ……って、ええ???
「足だけがね、歩道を歩いていたの」
「そういう人なんだよ、きっと」
「どんな人だよ!」
どうやらホントに見てしまったらしいが、
Rちゃんの見間違えということも考えられるので
僕は彼氏に
「君も、見たの?」
と聞いた。彼氏は
「やだなあ。僕は行ってませんよ〜」
と答えた。なんだ…行ってないのか…。
ビバ、幽霊!
…なんだそりゃ。
ま、それぐらいほっとしたってことで。
08月11日(日)
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