ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■娘が妊娠してしまった父親の気分に。
「嫁ちゃん、どう?」
超美少女の友達、Rちゃんは僕に会うたびに
妊娠中の嫁の具合を聞いてくる。
「最近ツワリがひどいらしくてね。どうしていいか…」
僕がちょっと愚痴っぽく言うと、
「『はじめてのたまごクラブ』って知ってる?」
Rちゃんは雑誌の名前を口にした。
これは妊娠した時のガイドブックのような内容の雑誌である。
「あ、それウチにあるよ。嫁がよく読んでるよ」
「そうなの。なければ貸してあげようかと思ったんだ。
私、持ってるから」
Rちゃんはうふふと笑った。
な…。僕は一瞬絶句して、怒鳴った。
「何で君が持ってんの!」
「は?」
「いつ身籠った!相手は誰だ!お父さんは許さん!!」
誰がお父さんだっての。
「何言ってんの。将来の為に、と思って。
私、子供好きだし、勉強してるのよん」
一方のRちゃんは至ってクールだ。
「そ、そうか…そりゃ、勉強熱心だ、ね…」
急激に頭に上った血が速攻で下がり、
軽い貧血気味になった僕。ヨロヨロ。
「かじりんも勉強して協力してあげなきゃだめだよ。
ちゃんと『たまごくらぶ』読んでる?」
「いや、全然」
「ダメじゃん!男は男なりに知識を蓄えて、労ってあげなさい!」
今度はRちゃんが激高した。ひええっ。
年が10も下の少女に説教されるとは。
考えてみれば年は幾つでも女は女。
強い母性というか女性性を持つ点は変わらないようだ。
母は強し。女も強し。
あなたにもチェルシー(すまん)
07月22日(月)
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