ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■とかいって結局笑った人、挙手。
このエピソードは純粋でシャイな
30男の物語である。決して笑わないように。

女友達、Rちゃんはとてもかわいいので僕が気に入って止まないのだが
会わなくてかれこれ半月ぐらい経つ。

せめて声だけでも…と電話の一本でも入れたいところだが
Rちゃんの料金滞納のため止められている。

だから声すら聞いていない。切ない。

さて、僕がケータイを買い換えたのは既に↓の日記に書いたが、
買い換えたら色々いじりくりたいのが人情である。

で、いじってるついでにRちゃんにもまた電話してみようか、と思った。
どうせまだ滞納のままで

「おかけになった電話番号はお客様のご都合により…」

のアナウンスを聞かされるのだろうけど…。まあよい。ピポパポ。

「ぷるるる」

げっ!呼び出し音じゃねえかよ!滞納が解けてる!そんなっ!
まだ心の準備がっ…

がちゃん。

…切ってしまった。ワン切りしてどうする。

深呼吸してもう一度RちゃんにTELL…ていうか、あたしゃ初恋の中学生かよ…。

「ぷるるる、がちゃ」

半月ぶりに聞いたRちゃんの声は

「うあーい…」

という、西川のりおがヘリウムガスを吸ったようなボケ声。
どうやら寝ているところを起こしてしまったようである。

Rちゃんの寝顔も、かわいいのだろうなあ…。

いきなり妄想に走ってしばし無言。

はっ。いかん。
せっかく久しぶりに繋がったのに。

「今度トロのケータイ、見せてやるよ」

僕は我に返って一番伝えたかったことを言った。

「え、ホント〜?じゃ、今度見せて。土曜日がいいなあ」

マジデスカ!歓喜。狂喜。土曜日!やっと会える!

どこでもいっしょー!
ヨメにはないしょー!
06月07日(金)
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