ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■Lab And Death
僕は今、顔がひどくやつれているらしい。
彼女の日曜日のウェブ日記にそう書いてあった。
そういえばその日彼女が僕の家に来た時の第一声が
「…大丈夫?」
驚いた顔をしていた。
確かに死ぬほど忙しくてキツくて気も体も休めるヒマが
まるでない。
「はは…このままだと、過労死か、自殺かも…」
弱気になって言うと
「死ぬなら会社辞めて!死ぬならあたしも死ぬ!」
むきぃと怒りだした。
このご時世だし会社をやめた後のことを考えるとゾッとする。
会社を辞めたとしても過労死が野垂れ死にに変わるだけなんじゃないか。
死ぬのは簡単だ。生きるのが難しいのだ。
その後枕を並べて寝た。
どーいういきさつでそんな話になったかは忘れたが
「あたしね…あなたが他の女の人とやっちゃっても許せるよ」
そんなことをぶつぶつ言っていた。
「でもあたしだってやっちゃうもんね〜」
「ふん。やれるもんならやってみろ」
「あ〜でもやってる現場見ちゃったら、やっぱ刺しちゃうかな。
そんで、あたしも死ぬの!」
命がいくつあっても足りないぞ、こいつは。
02月01日(木)
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