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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■まだ「Feel Myself」・ミスチル『シフクノオト』4月7日発売・「マンフレッド・アイヒャーへの公開書簡 若林恵」・『FME』
・・・昨夜帰宅してから8時間は坂本真綾の「Feel Myself」ばかりを聴いています。
この曲は6分56秒です。とても7分もあると思えません。ちょうど5分のところで、空中に意識が完全に飛びます。
そこから聴こえてくる鐘の音はアルヴォペルトの『タブラ・ラサ』(ECM1275)、マンフレット・アイヒャーがニューシリーズを構想し数年かけた第一作である『タブラ・ラサ』の「ベンジャミン・ブリテンの追悼歌」に鳴り響いていた、オーケストラの残響音が消え去ったあとになっても響き続けたあの鐘の音でありますし、最後の最後に効果を聴かせるギターの音は、ケティル・ビョルンスタの『海』(ECM1545)で鳴り響いていたテリエ・リピダルのギターを想起するものです。 >以上、かなり重症な妄想聴取であることを予めご了承ください
このギターを弾いているのは今堀恒雄、ティポグラフィカ(今堀恒雄・菊地成孔・水谷浩章・外山明ら)で知られる天才です。ミュージックマガジン2月号に今堀恒雄さんの記事(P76)がありますー。
坂本真綾97年のデビューアルバム『グレープフルーツ』の1曲目、です。
20日の日記に書きましたが、ほんと、菅野よう子のライジング、勃興、世界への告知を果たした、すばらしい楽曲・サウンド構成です。
ミュージックマガジン2月号、表2のカラー広告は菅野よう子が音楽を担当するアニメ『攻殻機動隊』、表3のカラー広告は今堀恒雄が音楽を担当するアニメ『ガングレイヴ』、です。
アニメの潤沢な資金が日本の天才を育てているという事実を認識しなければなりません。
いっぱい売れよう、とか、高い芸術性を示そう、とか、そういうあぶない欲望はかならず音楽に現れてしまうもので、アニメのサントラという、創造に限界のないシチュエーションがここにあるという事実。
ほんとねー、世界に冠たる日本、というコトバはぜったい使わんけど、日本のジャズ(この作品たち■「70年代日本のフリージャズを聴く!」全三期 30枚 Review )といい、日本語がかち得た表現形態としての浪曲といい、なんつうかねー、日本というコンセプトは要らんよ、仮に日本語が流通する文化圏といった場所、としての、「ここ」で日本語で脳みそを機動させているぼくは、とりあえず、日本語でこうして書いてみておりますがに(どこの方言だに?)。
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うああ。ミスチルのニューアルバムのニュースが!■ミスチルのサイト・シフクノオト
『シフクノオト』4月7日発売。
友だちと話していて、「至福の音」「至福ノート」とふたつの意味だね、とか。
「こないだ図書館でね、小学4年生くらいの男の子が端末の検索画面にひらがなで「みすたーちるどれん」と入力していたんだ、わたし、ねえねえどの曲が好きなの?って尋ねたかったけど、へんなおねーさんに思われてしまうからやめたの、横浜マリノスのジャージを着ていたのよ。」
ぼくは、それはほんとうに美しい光景に思える。
「ヒーローになりたい、って歌っているのに反応したのかなー」
「希望の数だけ失望は増える、に反応したとか(笑)」「あはは」
1.言わせてみてぇもんだ 2.PADDLE 3.掌 4.くるみ 5.花言葉 6.Pink〜奇妙な夢
7.血の管 8.空風の帰り道 9.Any 10.天頂バス 11.タガタメ 12.HERO
タガタメ、HERO、というエンディング曲目・曲順を見ただけで、鼻のあたまがじーんとしてしまいます。
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『エスクァイア日本版3月号』(1月24日発売)のユーロ・ジャズ特集。
48ページにフランスを代表するサックス奏者、いやマルチプレイヤー、ミシェル・ポルタルが!いでたちのカッコよさ。
「スペインのフランコ政権打倒、アメリカの公民権運動、そしてパリの五月革命。あの頃は、反体制的な政治行動とフリージャズの精神がピタリとリンクしていたんだ」と語る。じゃあ、今はどう思われていらっしゃるのでしょうか、ポルタル様。
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01月28日(水)
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