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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■その3
「男のほうがジェラシー強いと思う。ただおれは、自分が愛せる女は、何してもいいという…。それくらい、愛したいなというか。おれが出会う、ぼくが愛せる女はそういう女だぞ、と自分は思っている。だから、自分が付き合っている子が、なんか他の子と親しくしてたり、自分よりもそのひとを大事にしてたりしてても、そりゃやっぱり瞬間瞬間、え?とか、う!とかもちろん思うけど(笑)、でもふと考えてみて、そうか、アイツのほうが魅力あるか、でも、この女はぼくとも付き合ってくれている、そのことを良しとしなきゃいけないな、とか。ほんとにそのひとと自分が出会うべきあれだったら、どんな関係であっても、それは赤い糸じゃないけど、ちゃんとはまるようになっているんだね。だから、そこにはジェラシーなんて全然生じないだろうと、ぼくは確信している。自分の過去で、付き合ってきた関係の中でも、自分としてはそういう位置。」
へええ。
「さっきのジャズの話に戻ると、ミュージシャンになったのに、子どもの頃って、街で流れている流行歌とか、ハヤりのものにすごく鈍感だった。高校時代とかは、ほんとはみんなジャズとか聴いていた。でも、おれ、ジャズの良さ全然わかんなくて。結局65年くらいにディランに目覚めて、音楽に入ってゆく。早熟な子たちは、クラシックやジャズを聴いていたんだろうけど、東京に出てきて、みんなジャズ喫茶とかに行くんだけど、幸か不幸か煙草が吸えないでしょ(笑)。」
あがたさんのデビュー盤に『蓄音盤』て、ありますけど。ボブ・ディランの前にはどんな音楽聴いていたのかな、とか思うんですけど。
「うーん。…父親が買ったタンゴのレコードはいっぱいあったなあ。そういえば、タンゴをよくかけておふくろと一緒にダンスを踊っていたりしていたのをすごくよく憶えている。」
うわ。そうなんですかー!
「いや全然、上手じゃないよ(笑)」
そうですか、子供心にタンゴを聴いていたんですね。
「うん。タンゴはね、恐ろしいほどに、前提としておれの血の中にある音楽みたいな。ぼくの中では何故か。親が聴いていたというのもあるだろうけど、バンドネオンの持っている魔力もね。」
03月25日(木)
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