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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■小沢健二『刹那』再論・詩の朗読+ヤンガルバレク4(1977年タレントスタジオ、オスロ)
即効性はなかったものの、昨年秋口あたりから「寝かしてあった『Eclectic』がけっこうきてるんですよねー」と言いあうわたしたち。
いま、「麝香(じゃこう)」がまじでヒットしてます、わたし。
う、ここ、う、ここ、あなたのこころ。
『Eclectic』が、もしや、ポップミュージックの掟破り、である、音楽の時限爆弾、であったとか?
シングル集が当初のコンセプトであった『刹那』、は、小沢と東芝EMIとの契約上どうしても出さなければならない1枚だったのだろう、と、推察する。しかし小沢はその意図どおりには事を運ばなかった。そして時期を狙って『刹那』を仕掛けた。『Eclectic』の小沢健二と『LIFE』のおざけんは別人だという大半のリスナーが思うそのことにつっかかるように彼らしい必要最低限の補助線を引く。
そして結果は、理由はよくわからないが、デビューシングルの「天気読み」とか、渋谷毅・川端民生との『球体の奏でる音楽』も、同時に、耳にリアルに聴こえるかのごとくの事態だ。『刹那』は仕掛けられた、のか?
(脈絡なく・・・)おざけんは小説を書いている、そんな第6感もはたらいてしまっているのです。まじで。
そして、綿矢りさにインストールする・・・(をゐをゐ)
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筒見京平フリークのSさんの『刹那』に対する証言。
「強い気持ち・強い愛」というのは素晴らしいナンバーですね。一句一句にオザケンワールドが凝縮しています。そして作曲しているのが筒見京平なんですが、クレジットを見なければ誰も筒見京平だと気付かないでしょう、それだけこれは小沢健二の音楽ということです。そして本当に驚くべきは、そういう小沢健二の音楽をカンペキに吸収してこれを作曲した筒見京平という作曲家の学習能力の凄さなんだと思います。
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JAN ERIK VOLD + JAN GARBAREK 4
『INGENTINGS BJELLER』(Polydor 2664 388)2LP
1977年9月、オスロ、タレント・スタジオでの録音。エンジニア、ヤン・エリック・コングスハウ。
オスロの中古レコード屋のショウウインドウに飾られていた逸品。
この時期のガルバレクのサックス音は、眼光鋭く頬がこけてヒゲがはえている。
ヤン・ガルバレク、ボボ・ステンソン、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセン。
詩の朗読はノルウェー語がわからんからわからん。やたら“ミシマ”と発語するが、日本語で書かれた『豊饒の海』を理解できたんか?
なんとも、すげー、すげー、すげーLP。松浦亜弥に聴かせてあげたい、ということで、自主CD化を完了。ふーっ。
ロヴァの耳■musicircus
01月26日(月)
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