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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■雲は見上げるもの
最近ではクローンのことなんかを語るときに
「それは神の領域。人の領域を越えてはいけない」
というようなことがよく言われるけれど、
人が人の領域を初めて越えたのはいつなんだろう。
あの空の中に入っていった日。
人が空を飛んだとき、というのが
人類の過ちの第一歩だったんじゃないだろうか。
人はもともと、前に進む能力は持っている。
地面を走って、前に進む能力。
それをよりいっそう速く速くしたいという思いは、
既に持っている能力を伸ばすことなので良し。
だけど空を飛ぶ能力は、人には一切与えられていない。
虫や鳥には与えられているけれど、人には無い。
「鳥のように空を飛んでみたい」と望んだこと。
他の種類にしかできないことを羨んだのが間違い開始。
人は鳥より偉いのではなく、種類が異なるだけだから。
あの空の中に入っていった日から、
人類の歩みは狂い始めたんだ。きっと。
…な〜んてことを
朝、あまりにも果てのない空を見て考えたのでした☆
*** *** ***
今日は土曜日だけど、なぜか出勤日なのです(T-T)
07月26日(土)
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