ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■贅沢な朝風呂から始まった一日

寝転がると窓から見える空。
気が付いたら夏至が過ぎていた…。
至らなくていいんだよ!夏!
相変わらず夏嫌いの汐は馬鹿なので
夏風邪を引いてます。
てなわけで、今日は仕事はお休み。
明日も行きません。
バイト時代ならたぶんこのまま
バックレてるな…。二度と行かねぇ。
でも今は派遣社員なので、そんなことをすると
派遣会社に傷が付くので、そんなことしないス。
いろんなこと全部逆手にとって楽しんでやってきた
つもりだったけど、自分を騙すには限界があるです。
(人を騙すのはわりと簡単なんだがなー)
愚痴ることで楽になるとか
何の脈絡も無いカラオケで発散するとか
そういう感覚が無いからな〜。
溜めに溜めて、潰れるだけですよ。いつも。
さて、せっかく良い天気なので出かけてきます。
銀行とか病院とかだけど。
*** *** ***
帰ってきました。いろいろ興味深かったので、報告。
*** *** ***
最近、面白そうな銀行を見つけていたので
そこへ口座を開きに行きました。
…普通の銀行じゃなかった。
一歩入ると、サロンみたいなの。
静かで薄暗くて、待合の椅子も沈み込むようなフカフカ。
銀行員の女性も事務服でなく落ち着いた私服。
待っているお客さんも、きちんとした感じの奥様とか。
汐、明らかに場違いです。ピンチ。
まぁ、でも受付をしてしまったので逃げることもできず
ますます面白そうなのでとことん見てやろう、と。
そして呼ばれて通された先は、個室!口座開設するだけで?
そこで私服銀行員のお姉さんにいろいろ説明を聴いて手続き。
ゆったりした時間が流れる。彼女は上品ながらもざっくばらん。
普通、銀行員さんと世間話なんて、する!?
彼氏のこととか結婚のこととかなんか訊かれて、
相手も「私もねぇ、7年同棲して8年目で籍を入れたんですよー」
とか言ってるし!面白すぎる。なんだ、この銀行は。
プライベートなこと訊かれても全然イヤな感じじゃなかった。
何かのデータで必要だったんだとしてもOKだ。
幸い、裕福な安定した環境の人しか口座が作れないとか
そういうわけでもなかったようで、無事完了。
*** *** ***
血液検査をしてもらいに、近所の内科へ行きました。
近々歯医者でするインプラントの手術で全身麻酔を使うため、
事前に血液検査の結果を麻酔医さんに見せておく必要在りで。
歯科のほうからは
「内科に行って『血液検査お願いします』と言っていただければ
それで大丈夫なので、その結果をFAXしてくださいね」
と言われていたのだが…
受付のほうでそう言うと、奥から
カッコイイのに頭髪が残念な先生が登場して
「そんなんじゃわからないですよ。その歯医者いい加減だなぁ!
血液検査と言っても調べる項目も深さもいろいろ在るんだから
どこが必要なのかちゃんと教えてもらわなくちゃ困るんだよ。
僕が訊いてあげるからその歯医者の電話番号教えてみ?」
と言われ、歯科の診察券を渡す。さらに
「そういう歯医者に限って、そんな適当に血液検査させて
何か問題が起こったら『だって内科が大丈夫って言ったから…』
とか言うんだよ!間にいる患者さんがかわいそうだよねっ?」
などと尤もなことを言ってくれたおかげで、歯科への不信感浮上。
受付付近でそんなやり取りをした後、診察室へ通されたのですが。
これがまた…普通の部屋!一般家庭の部屋じゃん!
私の部屋にもあるような木製の本棚に並んでるのは一応医学書
なんだけれど、月刊誌っぽいものも置いてあるし。
明らかに趣味のグッズやら私信っぽい封筒やら…うまく言えないけど。
白と銀と薬品臭で構成された冷たい空気のあの空間ではなくて、
普通の部屋としか言いようがないんだよぉ。
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06月26日(木)
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