ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■度を超えた受け身は、謙虚でなくただの卑屈。
 『午前二時起きで何でもできる』とか『三時間睡眠で何でもでき
る』というような「いやじゃ、ボケッ」としか返しようのない本が
平積みにされていますが、どうなんですか?そこまでしてやりたい
ことはなにもないッス。いや、できるもんならやりたい…かな…。

*** *** ***

 昨日も少し仕事のことを書いて、だいぶ前にも“「どこの会社だ
って同じようなもんだよ」と余所を見たこともない人間が訳知り顔
で言うのはバカバカしくて笑えるし、実際にいろんな会社があって
どこも同じという実態ではない”ということを書いたのだけれど。

 何が問題かというと、その後が問題で。

 「じゃあ、もっと良い会社があるのなら、そこに転職したぁい」
とすぐに思うようなヤツは、結局そこ止まりなのですよね。
 「もっと良い環境があるのなら、うちの会社もそうなるように努
力してみよう」と思える人でないと、意味がないのだと思う。
 (あるいは、「そんな会社を作ろう」というのも有りだが…)。

 会社と政治って、やっぱ似てるなー…って感じることが多い。

 「周りが悪い」「上が悪い」「環境が悪い」「経済が悪い」って
そればかりでは、何も動かないし変わらないし。そういう大きな悪
を作り出したり許したりしているのは、結局個人なのだしね。

 という当たり前のことを、今さら書いてみたけど。

 そんなに熱くならずとも、淡々と大人としての責任をこなすだけ。
 持ち場をわきまえる事とのバランスが難しいんじゃないかと思う。

*** *** ***

 もうすぐまた女性社員さんが一人退職されます。

 “仲が良かった”というと明らかにウソになるのですが。悪意は
無かったと思います。お互いに。嫌いなわけではないけれど、どー
しても“合わない”というのは、コレ仕方のないことで。お互いに
必要最小限しか接しないことで良い距離を保っていたんじゃないだ
ろうかと思います。

 何かにつけて考え方が違いすぎて、二人が同時に口を開くとちょ
っと収拾がつかないんじゃないかと思われたので、彼女がいっしょ
になる昼休みは汐が文字通り一言も喋らずに笑って相づちを打って
いるだけという日がほとんどだったと思う。

 「未熟児ってなんか可哀相」と彼女が言った時も、私は未熟児と
して生まれたんだけれどとりあえず黙っていたし。
 「レイプなんかされたらもう生きていかれへんわ」と宣った時も
想像もつかないという顔で「そうだよね〜…」と生返事をしたし。
 「30代で独身だなんて、人間性に問題があるんやわ」と言われた
時も、私の彼氏は今年40だがいっしょに笑っていた。

 いろいろあって、ハッキリ言ってしまえばこの辺が限界だ。

 ただ、彼女は私についていろいろ知っているわけではないのだか
ら、悪気があったわけではないと思う。たぶん、考え方とか感じ方
が何かと違いすぎるだけ。なので、当然私が彼女を不愉快にさせた
日もあっただろう。
 だけどお互いに相手のことを思ったり心配したりしている部分を
感じることもあったのは確かで、時が経つに連れて良い関係にはな
ってきていたと思う。

 長のお勤め、ご苦労様です。二年間、ありがとう。
06月10日(火)
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