ID:73399
羽積風narration
by 汐 楓菜
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■ベタな話

ベタバナ1
彼氏が私に呼びかけようとして自爆。
「なぁなぁ、えりちゃん…あ。」
「ん〜、私はえりちゃんじゃないなぁ」

ベタバナ2
古典的なナンパに遭遇。
「あ、以前どこかでお会いしたことありませんか?」
「ないです」
「そう?ところで今、誰かと約束してるの?」
「あの、待ち合わせ中なんで…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いろんな形で求められるけど 全部に上手く応えることはできなくて
「与えすぎ」と言われたり「足りない」と言われたりするし、
だからといって 上手く拒絶することさえできないし。

女として求められるのも 人間として求められるのも、
本当に嬉しいとは思ってるんだけど。

あまりにも率直に求められれば求められるほど
自分が無力だなー…と思ってしんどくなるので、
ちょっと、もう、勘弁してほしいとか思う。

「ありがとう」って素直に思う余裕もなくて、
「好きだとかなんだとか、伝えることに意義があるって
もんでもないだろう。中坊じゃあるまいに」とさえ感じてしまう。

かと言って、誰からも必要とされていないと
やっぱり人間は生きていけないものなんだろうね。

こないだの精神カウンセラーらしき人からは
「そんなことじゃあ、周りから誰もいなくなりますよ」
ってな失礼極まりないことも言われましたが、
今の私はどちらかというとそれを望んでいるからこそ
日記にもあんなことを書けたのだろう。
そうなれば、願ったり叶ったりでありがたいと思った。

その種類がLOVEでもLIKEでも、
どちらも大切で、どちらもありがたい。

だからこそ、どちらにしても
深く重く多くを求められるなら、それは無理。
無理 無理 無理 無理…。

嘘でもイイから「好き」って言って欲しいんだったら、言うよ。
ただ馬鹿みたいにニコニコしてて欲しいんだったら、そうするよ。
いつも元気で前向きでいて欲しいんだったら、そこだけ見せるよ。
弱いところを見せて欲しいんだったら、そこだけ見せるよ。

そんなこと、したくないけど、そうしちゃうんだよ。

なんなのよ。どんな私でいてほしいっていうの。
期待を裏切らないことが優先されて、
どんどん自分の意志が何なのかわからなくなっていくじゃない。

思うような形では誰とも求め合えないし。
呼び名を間違えるほど距離を置いてくれている彼氏がありがたいとさえ思う。

私が上手にお断りできるのは、ベタなナンパぐらいだ。
02月10日(月)
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