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羽積風narration
by 汐 楓菜
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■贅沢な朝風呂から始まった一日
そこに無理やり医療用ベッドと事務机を置いてみて、浮いてる感じ。
そこで歯科と電話やFAXをやりとりしてくださったんだけど、
返事を待ってる時間なんかにさ、先生しゃべるしゃべる。
一応、医療保険制度の話題から始まったんだけど、そこから
政治論やら厚生省のパートのおばちゃんの時給やら飛ぶ飛ぶ。
先生、話し方とかも面白すぎです。
ちなみに、すぐに私のことは「キミ」呼ばわりになってました。
歯科からのFAXを見ながら
「すげぇ…こんなに調べるんかぁ!
うわ、この分野はゴメン。僕ちょっと勉強不足。調べるわ」
…正直すぎてナイス!
んで、項目とかチェックしながら
「他になんか調べときたいことある〜?」
「えー?どんなのがあるか、私、わからないですよぉ」
「そりゃそうだよねぇ」
「潜んでる病気が発見されそうなやつを適当に見繕ってください」
「そうやねー。保険の利く範囲でできそうなこと適当に足しとくよ」
などと話しつつ、検査内容確定。
別室で看護士のお姉さん(これまたホンワカ良いキャラクター)に
「ほ、細い針にしてくださいね…?」などと言い、ビビリながら採血。
痛くなかったです。
採血なんて中三以来なので構えてしまいました。注射は怖いもん。
欲張って項目増やしたせいで、取られた血も多かったみたいです。
ふ、不覚でした。
*** *** ***
そんな感じでね。
今日行った二件は私の中の固定観念を大きく覆す二件だったのですよ。
またちょっと世界が広がりました。
いろんな所で、いろんな姿勢でお仕事をしている人がいるんだな〜
…という、当たり前のことを。ときどき肌で感じるのです。
以下、おまけ↓ちょこっと関連話?
*** *** ***
私の父はずっと、プレス加工の仕事をしていた。
長く続かない人だったので、職場は転々としていたけれど。
プレスの後も、やっぱり工場でするような作業を主に。
あと、雀荘。そして、パチプロ(笑)。
そんな父だが、ここ三年ほどだろうか。清掃の仕事をしている。
「歳のせいと、特に資格もないせいで、こんな仕事しかない」
と最初は言っていた。
だけどこないだ会ったとき、父はこう言っていたんだよね。
「俺なぁ、清掃の仕事がいちばん性に合ってるわぁ。
今までの数十年は、いったいなんやったんやろう?と思う」
06月26日(木)
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