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かなしいうわさ
by 石井
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■フジロック感想文 初日
ファニーなトラック、適当過ぎるラップにパンク魂を見た。こりゃ愉しいや。ガッシュガッシュ踊った。レコードでは相当スムースなのになあ。最後3曲しか聴けなかったのが悔やまれる。
いい感じに暗くなってきた。
とか余裕こいているうちにアッコさん始まってた(;´Д`) 音が小さくて全然聴こえない。前へ行こうにも混みあっていてままならず。諦めてアヴァロンへ引き返す。
山口洋(HEATWAVE)
フジロックじゃ完全にアウェイだし、集客大丈夫かしらヒロシさん...なんて心配してたけど全くの杞憂だった。ガッシュガッシュエレアコを弾きたおして道行く人をどんどん立ち止まらせていた。曲が進むにつれてどんどん増えていく客。見くびっていたよスマン。「東京の唄とやるせない男の歌どっちがよかですか?」という問いかけに「東京!」と応えたら『TOKYOCITYヒエラルヒー』を演ってくれたのは嬉しかった。俺が始めてHEATWAVEを知った曲だ。ほんとにいい唄だよ。最後のおばあちゃんのヴァースで必ず泣いてしまう。 最後は「Still Burning」で熱くシメ。弾き語り観るのは初めてだったけど、ひとりでやってもバンドの時と同じくどうにもこうにも暑苦しく、それがまた夏の夕暮れ時に合っていた。良かった。
細野さん観にオレンジへ。
アヴァロンからヘブンへ行く道の森に、ジョー・ストラマーの顔が照らし出されてビックリした。木の下から、唐突に座頭市のナレーションが流れてきたりする。意味がわからん。わからんけど、わからんなりに納得。彼なりの追悼なんだろうな。
すっかり暮れた暗い夜の中、細野さん待ち。
Harry Hosono Quintet
うん、良かった。堅実に良かった。着実に良かった。メイド服姿のコシミハルとかわいくステップを決めながら登場して、開口一番「ああ、なんでこんな山奥まで来ちゃったのかなあ。とっとと演って帰ろ」とか。 前半がジャズ・タイム。ジェントルな演奏は気持ちいい。一日の疲れがじんわり解けていくようだ。「雨降ると思って雨の曲用意してきたら、降らないねえ」と言った瞬間にざんざ降りになったのには笑った。 だけど細野さんは持ち歌を歌わないし、ほかの人ばっかり歌っていてアレアレアレ? しかし後半にはアッコさんとのデュエットで「終わりの季節」「相合傘」など名曲連発。アンコールでは「ろっかばいまいべいびー」を! この日の細野さんのなかではこれが一番良かったかな。ロックの喧騒や興奮は全く無かったけど、こういうのもたまにはいいね。
日もとっぷり暮れて、ヘブンはライトアップとローソクで良い雰囲気
そして
今日のクライマックス
上々颱風
大好きなサイト「おっとせいのきらひなおっとせい」で折に触れ出てきていたので気になっていたんだけど、音源で触れるよりライブ観たほうが絶対にいいと思っていた。ついにフジに出演ということで、俺のなかでは満を持しての登場。
これがもう... とてもとてもとてもよかった! 圧倒的なステージングで軽々と持っていかれた! 楽しくて楽しくて夢中になって観て踊って歌った!たぶん回りの客もほとんど上々を詳しくは知らなかったと思う、でもみんな最後にはメロメロにとろけて踊りまくって歌いまくってドッヒャドヒャになっていたよ!!
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07月28日(金)
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