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えすぱっ子
by ひかる。
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■今年度的清水エスパルスユース 2006年度版
▼予想布陣
−−−−−−−−−−町田朋弥3−−− 長沢駿3 −−−−−−−−−−
(山崎竜男3)
−−前田陽平1−−−−−−−−−−−−−−−−−−−小泉慶治3−−
(桑原卓哉3)
−−−−−−−−−−神田和哉3−−−桑原卓哉3−−−−−−−−−−
(西澤郁1)
−−佐野克彦3−−−鍋田圭吾2−−− 岩本大3 −−− 桑原彬3 −−
(望月恭平1)
−−−−−−−−−−−−−−山崎晃太3−−−−−−−−−−−−−− 名前の横は学年。
昨年主力となった3年生は、GK前田、DF石垣、MF柴田・高野の4人。このうち、GKでは山崎晃、MFでは神田が終盤にレギュラーを掴んでおり、大きな変化なく移行することが可能だ。更に言えば、今年の3年生がJrユースの時のスタメンは、山崎晃−桑原彬 (渥美)・岩本・佐野克・桑原卓−小泉・池田・神田・小出 (杉山和)−町田 (山崎竜)・長沢。はっきり言って、これをそのまま適用すれば、最強のチームがつくれる。
しかし、ユースの意義から言えば、それはあまりに意味のないことだ。例えば佐野克・岩本のCBコンビは、相性から言っても、共に戦ってきた阿吽の呼吸から見ても、ベストの選択だ。だが、トップの昇格した時、この2人がトップの高木和・青山のCBコンビから、いきなりセットで入れ替わるだろうか? ありえない話である。ユースの選手に求められるのは、誰と組もうと関係なく発揮できる「個人」の力だろう。また、Jrユースから前田・西澤といった才能ある選手が昇格してきたが、いくら3年生11人の集合体が強力だからといって、個人の育成がなおざりにされたら、それはエスパルスにとっての損失だ。
こうした観点から、今年もポジションごとに戦力をチェックしてみよう。
▼FW
1st ◎長沢、○竜男、△町田、×藤牧、×池上
2nd ○町田、△前田、×小泉、×孝洋、×鍋田亜
篠田が卒業したものの、前田・池上が昇格したFW陣。その充実度は過去に例がない。って、毎年言っているが、要は3年間、長沢・町田・山崎竜が順調に成長してきたということだ。
一頭地を抜くエースに成長した、長沢 (3年・U-19代表) が中心。ボールがないときの質の高い動きと、ふところの深さ、そして足下の技術が組み合わさって、絶対的な前線の起点となる。相手に厳重に警戒される分、得点王になったJユース杯のようには点を獲らせてもらえないだろうが、彼には周囲を活かす視野がある。そのJユース杯で2トップを組んだ町田 (3年) が、相棒筆頭。長沢と同じくプレー幅を広げており、引いて受けて起点になるも良し、ゴール前で受けて得点するも良し。役割を補完・交換しあう両者の関係は、抜群だ。
山崎竜 (3年) の存在も見逃せない。外せない選手である長沢に対し、プレーが重なりがちなのが玉に瑕だが、泥臭くゴールに向かおうとする意欲は買いだ。昨年Jrユースのエース前田 (1年・U-15代表) のドリブルは、途中交代などで貴重なオプションになることだろう。要求されれば、ダイレクトパスやスルーパスも出せる、プレー幅の広さも強み。その他、1stFWとして空中戦に強い藤牧、フィジカルとテクニックのトータルバランスに長けた池上 (1年・U-14NTC)。2ndFWでは、ゴール前で相手を外す動きに長けた小泉 (3年) や、佐野孝 (1年) のスピードとパワーも見逃せまい。Jrユースから起用されるとしたら鍋田亜 (中3・U-14選抜) だろうが、思い切った田代 (中2・U-13選抜) の抜擢もあるかもしれない。
▼MF(ハーフ)
中央 ○桑卓、○神田、○西澤、△佐諒、△池田、△滝戸、×桑彬、×杉山、×深澤
右 ◎小泉、○滝戸、○前田、△孝洋、×青木
左 ○桑卓、○前田、○小出、△佐傑、×杉山
柴田・高野・八木と昨年、4つのポジションで3人の3年生が起用されただけに、最も変化の大きなゾーンとなる。特にチームの舵取りを担うCHでは、池田・神田・佐野諒と一時期レギュラーを務めた選手こそいるが、コンスタントに出場しておらず、昨年ユースでも起用された西澤が昇格したことで、激しいポジション争いが予想される。
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03月01日(水)
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