ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■Jユース杯 サンフレッチェ広島戦
04年12月12日 (土) 13:00開始 吉田サッカー公園
 第12回Jユースカップ2004 Jリーグユース選手権大会 決勝トーナメント1回戦
 対 サンフレッチェ広島F.C.ユース (H) ※45分ハーフ
 天候:曇

▼布陣
先発:                終了間際:

−−−−− 鈴木真−山本真−−−−− −−−−−−− 篠田悠 −−−−−−−

−−岡村−−−−−−−−−−谷野−− − 鈴木真 −枝村− 山本真 −上埜−−

−−−−−−枝村−−池田−−−−−− −−−−−−−−池田−−−−−−−−

− 佐野克−高野美 −村越− 桑原彬 − − 佐野克−高野美 −村越− 桑原彬 −

−−−−−−−−前田−−−−−−−− −−−−−−−−前田−−−−−−−−

控え:山崎晃、岩本、上埜、柴田、小泉、石垣、篠田悠
交代:後半19分:谷野→上埜  (そのまま右SHに)
   後半25分:岡村→篠田悠 (鈴木真を左SH、篠田悠をFWに)

サンフレッチェ広島F.C.ユース:

−−−−木原−−平繁−−前田−−−−

−−−−−−−−ヌ田−−−−−−−−

−−−−−−高柳−−柏木−−−−−−

−−大屋−−藤井−−槙野−−森脇−−

−−−−−−−−佐藤−−−−−−−− 交代:後半17分:前田→横竹 (そのままFWに)


▼試合展開
 清水は、GK風間 (大学受験?) とDF桑原卓 (怪我?) 以外は、ほぼレギュラー陣が揃った。9日の練習で枝村が合流、某氏に保次さんが「間に合わない」と言っていた池田も、前日の紅白戦に出場。システム的には4−1−4−1というよりも、4+4の守備ブロックを維持する志向が強く、ソリッドに守りながら、機を見てスピードのある前線2枚を走らせて攻めようとの意図だと思われる。右SHが上埜ではなく、福山出身の谷野 (IFC福山の選手も観戦に来ていた) なのも、その表れだろう。岩本ではなく美臣をCBで使ったのは、高さ対策より速さ対策を優先させたためか。
 3年生4人、2年生4人、1年生3人。久々に2年生が多く先発したが、4人 (真希・谷野・美臣・前田) とも9日まで修学旅行 (静岡学園) だったのが気がかりだ。それとも、実は修学旅行先が広島で、敵情視察をしてきたのか? (笑) 18名以外にも長沢と神田が同行、矢倉の上からカメラ撮影していた。彼らより先に矢倉に来ていた広島の某君が「それ (カメラ)、壊しちゃっていいよ」なんて爆弾発言をしてたのは、内緒だ。
 広島は、システムもメンバーもベスト。王者らしく揺るぎはない。3トップは非常に流動的でSBも盛んに攻撃に絡み、壊れがちなバランスを高柳と柏木が高度に保つ。3年生7名、2年生3名、1年生1名、高萩はいなくても昨年を上回る史上最強メンバーだろう。冬の吉田、広島駅から1時間30分 (鈍行) の、西目並みの秘境にある素晴らしい芝のグラウンド、かなり見にくいのが難点。肌寒い気温と、怪しげな雲行きと、やや過熱気味の両サポーターの中、試合は行われた。

[前半]
 立ち上がりから広島のプレスが牙を剥く。前日に観戦した、Jrユース中1vs中2での中1同様、僅かな判断の遅さ、パススピードの遅さ、パスを受ける前の動き出しの遅さが積み重なって、縦パスを殆どカットされてしまう。横パスを続けてサイドに逃げれば、パスコースを限定されてしまう。こうしてサイドを完全に制圧された清水は、得意のサイドアタックを封印され、逆に広島得意のサイドを起点に中に切れ込む攻撃を浴び続けることになった。
 2分、左に張ったFW木原からの横パスをFW前俊が中央で受け、左に開きつつ放ったシュート (GK前田ディフレクト) が、この試合のオープニングシュート。続けて2分にはクリアボールを前俊がダイレクト、4分にCB槙野の35Mロングシュート、10分にも40MのFKを柏木が直接狙うなど、全て枠外ながら広島らしいシュートに対する積極性を見せた。14分、ロングキックが清水の選手のワンタッチあって幸運な右CKを掴むと、柏木の速いキックをGK前田が思いっきりカブり、ファーにフリーで槙野! しかし、これは左サイドネットに外れ、事なきを得る。

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12月12日(日)
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