ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
[1244496hit]

■クラブ選手権 静岡県予選 ジュビロ磐田戦+JY: 静学中戦
04年5月22日 (土) 13:00開始 J-STEP
 第28回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18) 大会 静岡県予選
 対 ジュビロ磐田ユース ※40分ハーフ
 天候:雨

▼布陣
先発:                終了直前:

−−−−− 鈴木真−篠田悠 −−−−− −−−−−−町田− 篠田悠 −−−−−

−−岡村−−−−−−−−−−小泉−− − 鈴木真 −−−−−−−−−柴田−−

−−−−− 山本真 −池田−−−−−− −−−−− 山本真 −池田−−−−−−

− 高野美 −岩本−−石垣−−上埜−− − 桑原卓 −−−−−石垣−−上埜−−

−−−−−−−−風間−−−−−−−− −−−−−−−−風間−−−−−−−−

交代:後半11分:小泉 →柴田  (そのまま右SHに)
        岡村 →町田  (鈴木真を左SH、町田をFWに)
   後半22分:岩本 →村越  (そのままCBに)
   後半34分:高野美→桑原卓 (そのまま左SBに)

ジュビロ磐田ユース:

−−−−−−藤井−−岡本−−−−−−

−−−−−−−−中村−−−−−−−−

−−増田−−上田−−徳増−−石神−−
                   交代:後半22分:徳増→宮本
−−−−萩原−−森下−−和田−−−−    後半25分:和田→飯田
                      後半29分:石神→渡辺、岡本→白井
−−−−−−−−八田−−−−−−−−    後半33分:上田→大竹


▼試合展開
 決戦。枝村・前田はまだ患部をアイシングする状態だったが、長期離脱していたエースの悠輔が遂に復帰。ベンチにも村越を座らせて、この一戦に臨んだ。ホンダ戦を休んだ真司・池田も先発。駒がある程度揃ったところで、注目はFWとアウトサイド。前夜の展望でも指摘したが、両翼にドリブラーを配して、前線にはポストを得意とする長沢ではなく、170cm未満の悠輔・真司を並べるあたり、今年序盤戦の築館戦術らしい布陣となった。右SBに本来中盤のパッサーである上埜を起用した点も含め、最終ラインのフィードから中盤をドリブルで運んで試合を創るコンセプトが、見受けられる。ドリブルを潰されて相手の速攻を食らうリスクの回避は、両ボランチの運動量に懸かっている。それ故に、U-19代表から水曜に帰ってきたばかりの真希が、どこまで頑張れるかがポイントだろう。
 磐田は怪我で離脱していた森下を含め、完全ベスト布陣。水曜に戻った藤井、木曜夜に帰ってきた八田・上田・岡本も先発した。展望での予想と違い、疲労による怪我のリスクより、清水を県大会で潰せるメリットを選んだということだろう。この程度の強行日程で潰れるようなフィジカル練習を積んではない、という自信の表れかもしれない。とはいえ、彼らが100%の状態とは言い難く、やはり展望通り、FWの空けたスペースに精力的に飛び込むトップ下の中村が、キープレーヤーになるだろう。なお、この布陣をベストと言うことに異論はないだろうが、先日U-16代表に選ばれた中島ら1年生が試合に出場しなかった。何か別の予定があったのかもしれない。
 浩太がS極のインタビューで答えていたが、夏に昇格する選手を残して3年生が引退する磐田と違い、この時期の清水の完成度が低い。実際、浩太の代なんて、ベストには程遠い磐田相手に1−4の完敗を喫している。夏に全国で無失点優勝するチームが、だ。磐田が容赦なくベストメンバーを繰り出してきた今、ノルマの「2点差」勝利は極めて敷居の高い課題だが、果たしてミッション・インポシブルを遂行することができるだろうか。

[前半]
 攻撃の形もできている磐田、守備の形も定まらない清水。既に序盤から、両者の差は明確だった。開始0分、清水のパスミスからいきなり岡本に単独突破され、PA内左からシュートを放たれた場面 (GK風間セーヴ) が、それを象徴している。7分には藤井が、中を切った岩本に対してPA内で縦に勝負、戻したボールを岡本がボレーは上。前線の選手だけでフィニッシュまで攻めきるだけの意思疎通が、磐田にはある。

[5]続きを読む

05月22日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る