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えすぱっ子
by ひかる。
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■今年度的清水エスパルスユース 2004年度版
▼予想布陣
−−−−−−−−−− 長沢駿1 −−−篠田悠輔2−−−−−−−−−−
(鈴木真司3)
−−鈴木真司3−−−−−−−−−−−−−−−−−−−谷野由紘2−−
(岡村総一郎3) (柴田和也2)
−−−−−−−−−−山本真希2−−−枝村匠馬3−−−−−−−−−−
(池田康彦1)
− 岡村総一郎3 −−村越大三3−−−石垣勝矢2−−−高野美臣2−−
(佐野克彦1) (岩本大1) (村越大三3)
−−−−−−−−−−−−−−前田陽平2−−−−−−−−−−−−−−
名前の横は学年。
昨年の3年生の内、主力と言えるのがFW阿部、GK山本海、MF大瀧、DF森安。レギュラークラスがDF高柳、準レギュラーにDF篠田大といったところである。彼らの穴埋めが誰になるかが、注目点になるだろう。実のところ、久々の黄金世代である昨年Jrユースから、大量13人が昇格したため、候補には事欠かない。だが一方で、今年の3年生は、赤星・滝田・原田・町田健ら主力が、流出した学年でもある。そのため、上級生と下級生の差が小さく、絶対的と言える選手が少なくなっている。これが切磋琢磨に昇華されれば期待も大きいが、求心力を失い、組織力が向上されない可能性も否定できない。枝村には、プレーだけでなく、精神面でもチームの大黒柱となる自覚が求められる。
それでは、今年もポジションごとに、戦力をチェックしてみよう。
▼FW
1st ◎悠輔、○町田、△長沢、×八木
2nd ○長沢、○真司、△悠輔、△竜男、△上埜、△八木、×雄也
昨年と少し意味を変え、PA内で勝負するストライカーを1st、その周囲で衛星的に繋ぎ役になるのが、2ndと捉えて頂きたい。清水のスタイルは、どちらかと言えば、イングランド型の4−4−1−1に近い。そのFW陣、歴代最強の陣容と言ってよいだろう。とにかく、駒が豊富で、タイプも多様。長沼・仁科・阿部と、各学年ごとにエースのいた01年も強力だったが、駒の数で大きな開きがある。
1stに、篠田悠(2年)。布先生の言う「ゴールを盗む感覚」を持つ、生粋のストライカーである。最小の労力で確実に得点する決定力は、日本人離れしている。ひたすら派手な昨年のエース・阿部とは、対極的な存在だ。対抗に、昨年Jrユースのエース町田(1年・U-15代表)。ゴールへの飢えは、悠輔並みに日本人離れしているが、効率が悪く、外して外して最後に決めるスタイルが、悠輔と大きく異なる。さらに、かつての清水FCのエース長沢、悠輔同様、ゴール前の駆け引きに長ける八木(2年)らが続く。
長沢(1年・U-15代表)には、むしろセカンドトップの役割を期待したい。まだまだ体が細く、サイドからのセンタリングからPA内で勝負するには、物足りない。だが、185cmの長身を活かした懐の深いキープと、ボランチ時代に培った広角度の視野は、既にユース水準に達している。もう一人の有力候補に、鈴木真(3年・元U-14NTC)。人並み外れたセンスを持つ真司は、全く計算できないが、だからこそ、どんな膠着状態でも打破できる意外性がある。この場合、4−4−1+真司システム、といった感じになるだろうか。実務性の高い悠輔と組ませれば、結構活きるのでは、と思っている。山崎竜(1年)は、もう一枚剥ける必要はあるが、相方の得点力を引き出せるタイプ。上埜はシュートの巧い繋ぎ役。杉山雄は、現時点では終盤のパワープレー用だが、この1年で本格的なコンバートはあるのだろうか。
▼MF(ハーフ)
中央 ◎枝村、○真希、○池田、△上埜、△神田、×谷野、×岩本
右 ○谷野、○一也、○柴田、○真希、△上埜、△小泉、×田村
左 ○真司、○岡村、△小出、×風間、×杉和
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03月01日(月)
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