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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ U-17 名古屋グランパスエイト戦
03年2月16日11:40開始 杭瀬川スポーツ公園サッカー場
第6回中日本ユースサッカースーパーリーグ(U-17)
対 名古屋グランパスエイトユース ※40分ハーフ
▼布陣
−−−−−真司−−真希−−−−−
−岡村−−−−−−−−−獅子内−
−−−−−大瀧−−上埜−−−−−
−高野−−森安−−石垣−−雄也−
−−−−−−−海人−−−−−−−
交代:後半06分:上埜→村越(森安をボランチ、村越をCBに)
後半26分:高野→小林(雄也を左SB、小林を右SBに)
名古屋グランパスユース:
−−−−−遠藤−−津田−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−
−永芳−−深谷−−稲垣−−小出−
−−−小寺−−諸江−−JB−−− JB:ジョシュア・ブラーツ
−−−−−−−森真−−−−−−−
交代:後半32分:遠藤→杉浦
※名古屋の背番号は、基本的に昨年のクラブ選手権の登録から。恐らく間違えてない。
▼試合展開
雨のち晴れという予報だったが、無念にも雨は上がらず。ただでさえ連戦で荒れたグラウンドだが、下地が粘土質のため水はけが悪く、グラウンドは悲惨な状態。あちこちでボールが止まり、特にゴール前とコーナー付近に巨大な水たまりができ、ボールを運ぶのも困難であった。
当然、華麗なパス回しとはいかず、蹴り出して局面の肉弾戦がメイン。適当に蹴ってもボールがラインを割らずに水たまりで止まってしまうので、フラットDFラインや海人の飛び出しは自粛せざるを得なかった。ワンツーで飛び出す動きもボールが転がらないために難しく、足を止めての競り合いで潰されるシーンばかり。そうした展開のため戦術的に特記することは少なく、以下、時系列での箇条書きにて局地戦する。
[前半]
序盤、名古屋はコーナー付近のぬかるみに蹴り出し、そこでボールが止まると、肉弾戦で勝利してクロスを上げる戦術を徹底していた。だが、足場も悪く、ボールも水を吸ってしまい、精度に問題あり。30分過ぎたあたりで雨も少し弱まり、互いにグラウンドに慣れたことで、ある程度、戦術的な攻撃が見られるようになった。局面で負け続けた清水は、殆ど攻め手なし。
10分:名古屋、左クロスを津田がダイビングヘッドで叩きつけるが、水たまりでボールが止まり、GK確保。
32分:敵陣左サイドでのFK。真希が軽くリフティングしたボールを、大瀧がボレーで左クロスを入れるが、ゴールの上へ流れる。これが清水、初めての有効的な攻撃。
34分:相手クリアをカバーした高野から縦パス。大瀧がリフティングでコントロールして左サイドへ流し、抜け出た岡村がクロスを入れるがDFが跳ね返す。
35分:名古屋、津田がロングフィードに対し速さを活かして中央に抜け出すが、水たまりを意識したタッチが思うように止まらずに流れて、GKの守備範囲内へ。
37分:名古屋、左からのロングフィードで遠藤が中央で裏を奪い、さらに右へ流すと津田が受けてシュート体勢に入ったが、ボールが足下で止まってしまい空振り。DFのフォローに遭う。
40分:名古屋、再度抜け出した津田がエリア内右45度に流れ、慎重にボールをコントロールするが、森安が間に合いブロックする。
名古屋 清水エスパルス
3(1) シュート 0(0)
6(1) 右クロス 0(0)
5(1) 左クロス 3(0) ×大瀧 ×岡村 ×高野
1(0) 左右CK 0(0)
[後半]
途中から森安を中盤に上げ、ある程度、中盤の支配率を上げることに成功した。だが、肉弾戦が繰り返されたことで、試合は荒れ気味に。雨天に慣れてきた清水が、持ち味のテクニックを披瀝する場面もあったが、全体としてはオーソドックスにフィジカルで勝てる名古屋のペース。
02分:相手縦パスを石垣がヘディングクリア。すかさず海人がラインを上げるよう指示するが反応が遅れ、ボールを拾った名古屋・高橋が裏へパス。このパスが水たまりの影響で勢いが弱まったことが、海人に飛び出しを躊躇させる。抜け出した津田が1対1となり、冷静に逆サイドに叩き込んだ。0−1。
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02月16日(日)
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