ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■クラブ選手権 東海予選 名古屋グランパスエイト戦
02年06月02日14:01開始
第26回日本クラブユース選手権(U-18)大会 東海予選準決勝
対 名古屋グランパスユース
▼布陣
−−−−−仁科−−阿部−−−−−
−篠田−−大瀧−−浩太−−拓也−
−森安−−高山−−渡邊−−天野−
−−−−−−−海人−−−−−−−
交代:後半00分:篠田→真司(そのまま左MFに)
後半20分:天野→真希(拓也を右SB、真希を右MFへ)
後半35分;渡邊→高柳(そのままCBへ)
中日本ユースリーグでは、累積警告の浩太を欠く中、0−1の惜敗。県大会磐田戦での敗北と比べ、1年生以下を外した上級生による陣容になり、特に仁科と渡邊が戻ったことで、攻守に引き締まった。
名古屋グランパスユース:
−−−−−−−津田−−−−−−−
−−−上原−−平林−−神丸−−−
−−−−−稲垣−−高橋−−−−−
−森賢−−北本−−鈴木−−小出−
−−−−−−−森真−−−−−−−
交代:後半00分:上原→曽根原、後半15分:稲垣→諸江、20分:平林→遠藤
例によって、背番号は中日本リーグのパンフより推定(一部、情報を頂きました)。そして、例によって名古屋のシステムは、よく分からない(苦笑)。複雑な決まり事があるようで、2トップに対し北本とボランチ(主に稲垣)がケアすることで、鈴木をスイーパー的に余らせます。SBはボール側の選手が絞って守備に行き、逆サイドのSBは高い位置に上がります。つまり、例えば名古屋の右サイドにボールが出た時、
−−−北本−−稲垣−−小出−−−
−−−−−−−鈴木−−−−−−−
と変化するようです。
先発が随分とメンバーを落としたのは、磐田戦1−4の情報を得ての余裕? とすれば、あの完敗劇も、意味があったのかも(苦笑)。
▼試合展開
歩いて向かう途中、磐田市の布団屋でパルちゃん発見!…は、どうでもいいか(笑)。
試合開始直後は互いにプレスが厳しく、なかなか形の作れない状態。清水は動き回る仁科を起点に、ボランチとアウトサイドMFで三角形の形を試みる。例えば前半13分、外でキープする仁科から浩太、そしてスルーパスに篠田が飛び出すもラインを割る。
対する名古屋は、アウトサイドからのドリブル突破と、ロングフィードを使った裏への飛び出しで、得点機を狙う。しかし、渡邊・海人の統率するDFラインはスペースを与えず、相手を高い位置で封殺。名古屋の攻撃を散発するドリブル突破に抑え、それすらも渡邊・高山が素早く体を寄せてシュートまで持ちこませない。すると徐々にDFも攻撃に加わり、全体が前掛かりで攻め立て始める。
阿部の20Mドリブル突破や、CKから高山の「お前はトップ下か!」的な切り返しなど、清水の方も単発の個人技に頼みの時間が続いたが、最初のビッグチャンスは28分。相手のドリブルを潰した森安から大きく斜めのフィード、流れたボールを走り勝った阿部が、右アウトサイドからセンタリング、これも流れるが長い距離を走ってきた篠田が追いつき、再びセンタリング。阿部が飛び込むもオフサイド。
33分、DFがGKに戻したボールを、大瀧が飛び出しカット、センタリングは合わず。
34分、浩太が低い位置からキックフェイントでマークを外してから、アウトサイドを走る篠田へスルーパス、篠田のさらに外を森安がオーバーラップしマークが散ると、篠田が急遽カットイン。名古屋DF、たまらず足を引っ掛けFK。浩太の素早いリスタートに仁科がフリーでダイレクトシュートは、弱くてGKボール。
仁科は39分にも、自陣から森安のFKに合わせて、PA内フリーでダイレクトシュートを放つが、これも弱すぎてGKに落ち着いてキャッチされる。
折からの酷暑、そして強風で集中力の維持が難しい状況だが、両者譲らずにハーフタイム。こうなると、最初に集中を途切れた方が、失点する可能性が高い。後半は順風となった清水、その時は、意外なほど早く訪れた。
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06月02日(日)
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