ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■練習試合 Honda FC戦 (1-2本目)
 突き放されてホンダは、やや意気消沈ように見えた。けれども、清水の守備が盤石かと言えばそうではなく、23分にホンダ右SB3番のアーリークロスがPA内ファーに抜け、25番のシュートを岩本がブロックしたように、際どいところで岩本が足を出す場面が続いた。それでも得点するのは清水。24分、神田が右に展開したボールを町田が戻し、小泉が中央に入れて山崎竜がシュート。これはGKが抑えたが、34分に岩本のバックパスをGK山崎晃が受けると、全員上がらせてからロングキック。町田が頭で後ろに逸らし、再び山崎竜が頭で後ろに流すと、はや桑原彬がGKと1対1。左から右に切り返してGKを交わし、4−0。次いで34分、相手陣内左サイドで相手のパスをカットした山崎竜、すぐに逆サイドに大きく振る。受けた小泉は左に切り返すと、左足で掬い上げるようにインに掛けたシュートを決めた。5−0。
 終了間際にも町田のドリブルがファウルを誘うと、PA左角間近から桑原卓のFK。一度壁に弾かれるが、自ら拾って大きく右へ、町田がトラップからシュートを撃つがGKに弾かれ、更に詰めた山崎竜のシュートは、ゴールをカバーしたDFに跳ね返された。そして、試合終了。
 ボール支配率ではあまり変わらなくても、相手ゴール前のプレーの正確さでスコアは大差をつける、昨年終盤のチームとよく似た内容だった。だが、自陣ゴール前での粘りという点が、昨年より格段に落ちる。初登場の西澤は、本人のコンディション不足もあるがボール回しに絡めないことが多く、3年生同士以外は連携はまだまだ未熟だ。もっとも、それはこの時期として当たり前の状態であり、先週の学館新潟戦や1本目があまりに完成度が高かっただけに、逆に少し安心した。

Honda FC      清水エスパルスユース
6(4) シュート 10(8) ×町田、◎小泉、◎町田、◎町田、×神田、○竜男、◎桑彬、◎小泉、○町田、○竜男
2(1) 右クロス 3(0) ×竜男、×町田、×西澤
2(0) 左クロス 3(0) ×桑卓、×小出、×小出
1(0) 右側CK 0(0)
2(0) 左側CK 2(0) ×小泉、×小出
0(−)  犯OS  1(−) ・竜男
3(1) ファウル 6(0) ・桑卓、・西澤、・小泉、・桑卓、・岩本、・小泉

→3-4本目に続く

02月18日(土)
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