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えすぱっ子
by ひかる。
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■Jユース杯 決勝トーナメント 展望
 広島の3トップに対し3バックで守るのは無謀なので、4−1−4−1 (または4−4−2) を採用すると思うのだが、怪我人もあり、望月監督は相手に合わせた戦術を採らないタイプなだけに、予想できない。清水にとって有利な点は、正に昨年の静学がそうだったが、静岡 (中部) の選手は幼少の時から、ドリブラーと対戦してきた経験が豊富なこと。抜かれたとしても、シュートブロックのタイミングが良い。4バック+池田で広島の3トップ+ヌ田をドリブルを止められれば、勝機が出る。厚みのある攻撃が最も怖いので、相手の速攻を上手く拙攻になるように誘いたい。
 広島の最終ラインは、元々は攻撃的ポジションが出身の2人がSBを務めることもあり、決してソリッドではない。池田がバランスを保ちつつ、枝村が自在に左右中央にパスを振り分けることで、如何に高柳のカバーリングを外すかがポイントになる。サイドからクロスのパターンを最も得意とすることは例年どおりだが、今年は真希砲も配備。Jユース杯予選では、枠内率76.9%、シュート決定率38.5%という脅威の数字を残している。終盤までもつれた場合、スタミナと前田がある広島が有利なのは否めないが、清水としては真司のファンタジーを祈りたいところ。
 現在、怪我?で別調整なのが、枝村、池田、桑原卓。枝村の代役は、上埜と谷野でこなすことになるだろう。池田の場合は、岩本を一列上げるか、真希を守備的に使うか。桑原卓は佐野をサイドにズラすか、高野美を左SBで使い、右に桑原兄の彬を使うことになりそう。負けたら終わりの決勝トーナメント、悔いの残らないように、彼ら怪我人が無事に間に合うことを願う。

12月05日(日)
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