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えすぱっ子
by ひかる。
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■JY: クラブ選手権 東海予選 名古屋グランパス+ジュビロ浜北戦
戦術上の欠陥は、グランパス戦で述べたとおり。県勢同士で頻繁に練習試合を行ってる浜北には、まして対策の組みやすい相手だろう。和毅と田村の突破を止めるのは無理でも、ゴール前の人垣でシュートさえブロックすれば良いのだから。先発・交代に関する采配にも、疑問が残る。率直に言って昨年と違い、先発の顔ぶれはジュビロ勢やグランパスと大差ないが、控えも含めた選手層では (特にジュビロ勢と比べ) 、まだ差があると思うからだ。約2時間半前に60分間走り回った選手をそのまま先発させたわけだが、酷暑の連戦が果たして有効であったか。個人的に、山口・曽根・川端・横山などは、十分に先発に耐えうる選手だと思う。また、この大会の交代枠は無制限である (一度交代した選手を、再投入しても良い) 。
ただ、戦術とか采配とかは、結局のところ、個人能力を補完するもの。ユースの選手ならば、監督に与えられた役割を果たしたり、自分の特長を抑えてでも相手の長所を消したり、状況や起用法を考えてプレーを変えたりすることも求められる。だが、Jrユースの間は選手の個性が第一、自分たちの良さを出して相手に勝てないのなら仕方がない、そんな考え方もありだと思う。実際、今回の敗退で自分の足りない部分が分かった選手 (特に県大会では殆ど自由にプレーできてしまう和毅や田村) も、多いのではないか。極端な例だが、FWを10分ごとにローテーションで交代する「車懸かり」のような戦法で勝ったとしても、結果以外に得るものは少なかろう。
とはいえ、全国という舞台は時に、選手を爆発的に成長させる。今年の中3と中2はナイキカップも逃しており、Jヴィレッジに行ったことのない世代だ。清水は良い意味で「教えすぎない」チームだと思うのだが、個人能力主義と戦術主義のバランスを考えねばならない時期が、来ているのかもしれない。
▼試合結果
清水エスパルスJrユース 0−3 ヤマハジュビロ浜北
得点:後半15分:浜北・押谷 祐樹 ※DFクリアをボレー
後半29分:浜北・押谷 祐樹 (畠山 祐輔 ・スルーパス)
後半26分:浜北・関嶋 順起 (森田 雄二 ・左クロス)
▼選手寸評
[私撰MVP]
なし
[私撰MIP]
石垣 亮 (左SB) : 小柄な体格ながら精力的に動いて疲弊した和毅をよくフォローし、巧みなキックを披露した。
[個人的好印象選手 (相手方) ]
押谷 祐樹 (FW) : 鋭い突破と積極的なチャレンジが、試合前から疲労していた清水DF陣の脅威に。足技もある。
04年6月26日 (土) 18:15開始 長良川球技メドウ
JFAプリンスリーグU-18 東海 2004 第6節
東邦高校 対 岐阜工業高校 ※45分ハーフ
東邦高校: 岐阜工業高校:
−−−−−−奥村−−10−−−−−− −−−−−−−−19−−−−−−−−
−−08−−−−−−−−−−11−− −−−−臼井−−10−−栗本−−−−
−−−−−−09−−06−−−−−− −−−−−−奥田−−河合−−−−−−
−−05−−04−−03−−02−− −−04−−03−−松井−−05−−
−−−−−−−−01−−−−−−−− −−−−−−−−清水−−−−−−−−
交代:後半22分:02番→14番 交代:後半00分:03→20
後半28分:08番→16番 04→14
後半32分:11番→18番 10→21 ※19と21の2トップに
後半09分:栗本→17
後半19分:奥田→22 ※22も含めた3トップ、06のワンボランチ
後半38分、松井をGKにコンバート・3バック
前半05分、岐阜、右サイドを抉った栗本が右クロス、低い弾道がファーポスト際の臼井の頭へと綺麗に渡って、0−1。
前半10分、東邦、DFクリアをFWがブロック、すぐに右へ流すと、そこに11番が走り込んでファーに決める。1−1。
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06月27日(日)
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