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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ U-18 丸岡高校戦
(17分、ハイボールを競り合う長沢。目測を誤り気味(苦笑)。とはいえ、早くも前線の起点に)
その後も殆ど丸岡の攻撃を許さずに時計の針は進み、21分。途中交代の上埜のドリブルは潰されるが、フォローした長沢がキープして後方に戻すと、枝村のダイアゴナルフィード。右からやはり途中交代の高野一が切れ込み、勢いのまま角度30度シュート。鮮烈だったが、GKに阻まれる。23分、真司の突破から得た左センタリングエリアからのFK、枝村のボールに合わせたのがファーの石垣。攻撃でも空中戦最強っぷりを見せつけたが、ボールは右サイドネットの「外側」に突き刺さる。
(31分、左に流れてキープする悠輔(中央)を追い越して、真司(右)と真希がパスを受けに走る。未熟な連携面を、運動量で補う)
その後も、攻撃の手を緩めない清水は、33分、こぼれ球を拾ってPA左横のスペースに抜け出した桑卓に対し、丸岡2番が機敏に対応したが、スライディングが深く入り、FKが与えられる。ゴールまで20M強、ゴールラインから5M程しか離れていない、角度のない位置。立った壁は2枚。それに対して、枝村は左足を鋭く振り抜いて壁の内側を通すと、完全に丸岡DFは読みが外れたのか、清水の選手、3人ほどがフリー。ゴールの至近距離を低く速く平行移動する弾道に対し、ニアの竜男、中央の悠輔?は合わせられなかったが、ファーの石垣が軽く右足を合わせてゴール左に流し込み、試合を決める。2−0。
2点目直後の36分、丸岡5番が清水陣内からアーリークロスを入れるが、これはGK晃太がガッチリとキャッチ。晃太は素早く近くの石垣にボールを渡すが、その時、抜け目ない男が動き出す。石垣が50Mロングフィードを放つと、攻め上がった丸岡5番の裏に悠輔がフリーで飛び出していた。PAの右角から持ち込んだ悠輔が、これを外すはずもなく、強烈な弾道をゴール左へと撃ち込み、ダメ押しの3点目を決めた。3−0。さすが石垣と悠輔、清水FCで2トップを組んでただけのことはある(笑)。
試合は、その後、39分に丸岡20番のパスから、8番が裏に出てフリーでシュート。GK晃太が機敏な反応で弾くが、これはオフサイド。だが、続いて42分(ロスタイム)、丸岡7番のドリブルシュートを石垣がブロックしたボールが、裏にこぼれてしまい、そこに残っていた14番がシュート。GK晃太の超反応でこれは弾き返され、最後は右サイドで拾い直した丸岡が、中央を経由して、再び7番が左から狙ったが、大きくファーに外れる。この被決定機に、ベンチから村越に、「ゼロで終われ〜」と大声の指示。改めて気合を入れ直したイレブンは、それをミッションコンプリートし、新体制緒戦を快勝で飾った。
(ロスタイム、左スペースを深く突いた竜男が戻すと、悠輔(手前)が横に流し、枝村(中央)がPA内へと仕掛ける。結局、シュートはブロックされたが、枝村のダイナミズムと、素早くゴール前に戻る竜男(奥)の動きに注目)
丸岡高 清水エスパルス
2(1) シュート 9(6) ○真希、○上埜、○真希、○一也、×石垣、×枝村、◎石垣、◎悠輔
×悠輔
0(0) 右クロス 5(1) ×一也、×柴田、○柴田、×柴田、×柴田
3(0) 左クロス 3(0) ×桑卓、×真司、×山竜
0(0) 右側CK 1(0) ×真司
1(0) 左側CK 0(0)
2(−) 犯OS 1(−) ・真司
5(2) ファウル 2(0) ・枝村、・悠輔
▼試合結果
清水エスパルスユース 3−0 丸岡高校
得点:前半33分:清水・枝村匠馬(長沢駿 ・スルーパス)
後半35分:清水・石垣勝矢(枝村匠馬・直接FK)
後半36分:清水・篠田悠輔(石垣勝矢・ロングフィード)
警告:前半05分:丸岡・03 (ラフプレイ)
▼選手寸評
[私撰MVP]
●枝村匠馬 80分間出場 シュート2(枠内1、得点1)、クロス3(右2左1、成功2)
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02月14日(土)
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