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えすぱっ子
by ひかる。
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■JY: 高円宮杯 全国大会 コンサドーレ札幌戦
後半34分:蛯原→岡田 後半10分:安田→中島
後半18分:鍬田→寺田
後半22分:北川→蒲生
後半27分:北村→旭
後半31分:三戸→中村
▼試合展開
後半05分:F東京、森村の左CKは京都DFが跳ね返したが、F東京の二次攻撃。京都は果敢にラインを上げるが、下がってクリアを自ら拾った森村へのプレッシャーが、あまりに遅かった。こうなると、高いDFラインは、むしろ不必要に相手に利用されるスペースを空けているだけ。森村がロブのように高く上げたボールに、ラインの駆け引きをしていた高橋が駆け込むと、落ちてくるボールをボレーで合わせる。難しいシュートだったが、見事な制御でニアに蹴り込み、遂にF東京が均衡を破る。1−0。
後半32分:F東京、中盤中央ゴール40M程でFKを得る。が、京都は最終ラインの3人だけをPA内に残し、F東京の方が枚数が多いという、特攻状態。直接、PA内に放り込んだボールは、稲葉が合わせきれず、吉田龍のカバーが間に合う。が、クリアを空振り。体勢を崩した吉田龍を尻目に、稲葉が今度こそ強シュートで合わせて、試合を決める「次の1点」は、F東京が奪った。
試合寸評:試合全体を見れば、個人能力の総和の差で圧倒的に上回る、F東京の優勢は否めない。特に2トップ+トップ下の3人は自由自在、むしろ自由自在に過ぎた感すらある。だが、京都は人に強い内田・吉田龍の2CBにスイーパーを置くシステムで耐え凌ぎつつ、1本のロングパスから恒松を軸に、何度も跳ね返されようが、粘り強くカウンターのチャンスを狙い続けた。ベンチも自由交代というルールを存分に活かし、失点後は極端に前線に人数を集める、放胆な采配を示した。最終的にはミスから2失点目を食らったが、その勇戦は称すべきかな。
FC東京 京都パープルサンガ
8(5)/8(6) シュート 3(1)/7(4)
3(0)/2(0) 右クロス 1(0)/3(0)
5(1)/5(1) 左クロス 2(1)/1(1)
0(0)/0(0) 右側CK 0(0)/2(0)
2(1)/4(1) 左側CK 0(0)/1(0)
1(−)/1(−) 犯OS 0(−)/0(−)
2(1)/3(1) ファウル 3(0)/2(1)
※左が前半/右が後半、( )内は枠内SH、味方に繋がった数、DFゾーン(フィールドの自陣側1/3)での反則
▼試合結果
FC東京U-15 2−0 京都パープルサンガジュニアユース
得点:後半05分:東京・高橋太希(森村昂太・スルーパス)
後半32分:東京・稲葉基希
警告:後半12分:東京・山同亮 (ラフプレイ)
▼選手寸評
[個人的好印象選手]
高橋太希(東京・中3):貴重な先制点を挙げた一方、守備では機動力と体の使い方の巧さを示した。
森村昂太(東京・中3):キックの豊富さと動き出しの精力さで、F東京の攻撃に変化を付けた。
内田匡哉(京都・中3):ストッパーとしての役割を全う。対地対空共に、1対1では無敗を誇った。
恒松清隆(京都・中3):突破とポストの双方で起点に。キック精度で唯一、F東京に対抗できた存在。
12月23日(火)
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