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えすぱっ子
by ひかる。
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■高円宮杯・Jユース杯 展望(前編:総論+高円宮杯展望)
公式戦でクラブ勢と高校勢とが対戦する機会は、この高円宮杯しかないが、4年前(第10回)に初出場を果たした清水と、前回出場が6年前(第8回)の滝二では、当然ながら今回が初顔合わせとなる。今年の滝二だが、春のFBS杯では国見・市船を破って優勝し、プリンスではガンバと激戦を繰り広げるなど(順位決定戦では滝二がメンバーを落としたため、参考にならない)、好調が伝えられる。高い個人技を基盤に、ポジションチェンジとショートパスを繰り広げる小気味良いサッカーを展開するチームで、似通ったスタイル同士、正面から四つに組むことになるだろう。
上記布陣は、あまり当てにならない。基本はボックスの4−4−2なのだが、4バック+2ボランチを土台にして、前線の枚数は様々な変化があるらしい。しかし、チームの正に大黒柱となるのは、GK上杉(3)−DF河本(3)−MF新井(3)−FW瀧原(3)という強力なセンターラインで変わらない。上杉がU-18代表候補、他の3人は国体兵庫選抜に選ばれている。上杉・河本は共に185cm前後の巨躯を誇り、総体優秀選手にも選ばれた主将の新井は、小柄ながら突破力と技術に秀でた滝二らしい司令塔。瀧原は180cmを越える長躯を活かして前線の核となるが、むしろ警戒すべきは周囲を衛星的に動く岡崎(2)の方かもしれない。セカンドストライカーは他にも木島(2)、橋本(2)ら候補が多く、勝負の機を見て交代投入してくるだろう。
[WHO’S THE KEY]
●大瀧義史 1985.05.05生 [165cm/57kg]
主将、小柄、クラッキ、レフティ、闘志、柔らかいスルーパス…、大瀧と滝二・新井との対決は運命的だ。長短緩急自在のキックを宿し、ユースに入ってサイドのプレーに磨きを掛けた大瀧に対し、新井はドリブル突破をもう一つの武器に、トップ下での働きに傾注している。パスサッカーの核としての責任と、ポジションチェンジの流れで時として陰でサポートに回る責任と、二重の責任をより大きく果たすのは、どちらになるだろうか。
●岡村総一郎 1986.11.01生 [170cm/54kg]
互いにスタイルの似通っているだけに、拮抗した試合も予想される。こうした展開を破る鍵となるのが交代選手だが、前述の通り優れたセカンドストライカーを揃える滝二に対して、清水では左サイドの岡村を推したい。元よりスピードには定評のあった岡村だが、身長の伸びと比例してドリブル突破の破壊力は増している。何より短い時間でミッションコンプリートするのに必要な、勇気と闘志が彼にはある。
■国見高校(九州第二代表:予選Aパート1位、4年連続9回目)
最近の大会:03年高校総体 ・優勝
02年高校選手権・準優勝
02年高円宮杯 ・優勝
最近の対戦:なし
対戦の予定:10月04日(土) 12:00 藤枝市総合運動公園球技場
−−−−−平山−−兵藤−−−−−
−−−−−−−渡邉−−−−−−−
−内藤−−藤田−−中村−−川口−
−−−地崎−−坂上−−益永−−−
−−−−−−− 関 −−−−−−−
国見とも初顔合わせとなる。強すぎるせいか、どうにも嫌われ者の国見だが、フィジカル偏重でロングボールの放り込みばかりとか、マンマークDFで戦術に乏しいとか、イメージで語られていることが多い。しかし、国見のサッカーはそれほど単純なものではない。フィジカルにしても中村(3)や兵藤(3)などサイズでは見劣りする選手も多く、日々の鍛錬の賜物である。また単調な放り込みについても、あれだけ早いタイミングで長いボールを蹴り込むのは、相当の基礎技術が要求される。育成年代において、これほど徹底して基礎運動能力と基礎技術を磨いているチームはないだろう。
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09月17日(水)
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