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えすぱっ子
by ひかる。
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■クラブ選手権 全国大会 名古屋グランパス戦
 準決勝と思えないスコアでの快勝だが、8−0は自分たちが強いだけの結論ではない。名古屋の最終ラインは意思統一も集中もできておらず、浩太に簡単にスペースを使われ、そして、それだけで崩されてしまった。しかし、それが決勝という緊迫した試合でも可能かと問われれば、否であろう。大勝後の次の試合は難しい、というのは通説だが、気を持ち直して残り1試合、全力でぶつかってほしい。


▼試合結果
清水エスパルスユース 8−0 名古屋グランパスエイトユース
 得点:前半14分:仁科 克英(杉山拓也・ショートパス)
    前半22分:阿部文一朗(仁科克英・スルーパス)
    前半32分:杉山 浩太(杉山拓也・スルーパス)
    前半34分:オウンゴール
    後半01分:阿部文一朗(大瀧義史・スルーパス)
    後半12分:枝村 匠馬(山本真希・右クロス)
    後半15分:阿部文一朗(PK)
    後半18分:阿部文一朗(大瀧義史・右CK)


▼選手寸評
山本海人  6.5 眠りそうな頃に訪れるピンチも、きっちり抑え切った。

天野数士  6.0 個人技の高さは証明するも、ミスで空回りし、自分の形を貫徹できず。
渡邊優希  7.5 敏速なカバーリングに加え、強さを会得、決定機の一つ前を潰す。
高山純一  7.0 渡邊とは広範囲をつぶさにカバー、森安とは相互にフィジカルを発揮。
森安洋文  6.5 高い身体能力で清水に違う色を持ち込む。CBではややズレる場面も。

杉山拓也  7.0 自らの形を貫き、鋭い切れ込みと高い連動性で、外から中で仕事する。
杉山浩太  7.5 これほどスルーパスを通すとは。判断の速さが飛び抜けている。
枝村匠馬  7.0 対空戦を中心に守備で強さを発揮。力強い飛び出しも繰り返し見せた。
大瀧義史  7.0 単純なミスもあったが、豊富な運動量で攻守の機会を増やし、貢献。

仁科克英  6.5 中盤に下がってのポストの動きは卓絶。FWの仕事は物足りなかった。
阿部文一朗 8.0 強さ・高さ・速さの全ての面で、高い身体能力を発揮しての4得点。

山本真希  6.5 強さと速さで右サイドを跋扈。基礎の完成された正確なパスも光る。
篠田大輔  5.5 守備は粘りを見せたが、攻撃においてミスが多い。右足も使えないと。
鈴木真司  6.5 絡む回数は不満だが、豊富なスペースを得て左足トリックの魅力全開。
小林拓矢  5.5 水準レベルの守備は見せたが、攻撃は遠慮がちで物足りなかった。

08月03日(土)
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