ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■JY (中1): アイビー杯 FC東京深川戦+柏レイソル戦
−−−−−−27−−24−−−−−−
−−14−−−−−−−−−−11−−
−−−−−−13−−10−−−−−−
−−15−−22−−25−−12−− HT:29→14
−−−−−−−−01−−−−−−−− 15分:24→23
柏レイソルユースU-13 (〜15分)

24分、柏、右・右と続けて今度は左から3度目のCK。15番のキックにPA内で頭一つ高く、10番がゴール右に決まる、0−1

柏レイソル     清水エスパルス
7(4) シュート 1(0) ×村上
3(0) 右クロス 1(0) ×影山
2(0) 左クロス 0(0)
2(0) 右側CK 0(0)
1(1) 左側CK 0(0)
0(−) 犯OS数 0(−)
7(0) ファウル 1(0) ・遠藤

清水エスパルスJrユース 0−1 柏レイソルユースU-13

 試合としては、やはり体格差では劣勢。ムービングサッカーを仕掛けてきた東京深川にはスペースで勝負する展開になったものの、各選手が自分のゾーンからあまり離れず、1対1で圧力を掛けてくる柏相手には苦しいものがあった。ただ、選手一人一人が体格差を乗り越えるためトラップに工夫が見え、早いタッチでのパスとそれに反応するスペースへの動き出しと、目指しているサッカーはむしろ好感が持てる。今後3年間の成長が楽しみだ。
 さて、中1チームは初見なので、試合の感想ではなく、選手個人の感想を。

 GKでは、やはり瀧川は目を引く。チーム一の長身でハイボールに安定感があり、機敏なステップワークで横への反応も鋭い。が、151cmの市川も、意外と言っては失礼だが本格派。キャッチング技術などがしっかりしており、現時点では身長で瀧川が大きく上回るものの、今後は分からない。
 DFは犬飼、溝口、村松といったあたりが比較的体格に恵まれている。その中で、溝口と村松はスピードがあり、体をきちんと当てにいくオーソドックスなタイプだが、犬飼は相手を見ながら柔軟に対応を決めていくタイプ。CBでは他に矢守も起用されたが、彼も体格差を読みでカバーしている。右SBで起用された原は清水FCでは中盤だったが、1対1で市川のような正しい守備対応ができる。左の荒井も同様で、原ほどのセンスはないが、その分走って頑張る。この2人は見ていて安定感があり、計算できる存在。

 MFは、村上に目を奪われた。パスを出すスペースだけでなく、守勢に回った時の危険なスペースも察知し、時に味方を動かし、時に決然と自ら埋めに走る。入山、出口といった選手も精力的に動き、球際での巧みさで体格の不利をカバー。サイドに目を向けると、右の進藤・脇野は共にスペースへのランを意識した選手だが、進藤の方が前に出る走力に長け、脇野はボールを持った時の巧みさがある。左の片山・望月は伸びのあるキックを用い、一列越えで前線にクサビを入れる技術と着眼点があるが、加えて片山はキレのあるドリブルを有している。ほか、FWでも起用された酒井は、とにかく頑張る。走るし、小柄な体を張った粘り強さも持ち味。
 FWの影山は現状、絶対的エース。大きくかつ速く、前を向こうとする高い意識で突撃する。他の選手の身体的成長を待つ間、GK瀧川とFW影山が生命線になるだろう。海人とブンみたいなものだ。ならば大瀧にあたるのが、遠藤と高橋。全体に巧い選手が多い中、更に抜きん出た巧さを持ち、距離感やスペースを考えた動きをする。遠藤の方が前へパスを出す傾向が強く、高橋は全方位型。右SBでも使われた山田は、まだ動きに戸惑いが見られたが、潜在的な運動能力が高そうだ。

05月05日(金)
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