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えすぱっ子
by ひかる。
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■高円宮杯 展望
築館監督から望月監督代行に代わり、大きく変わったのが2年生の積極的なコンバート。昔から、二種初体験の1年生と最終学年を迎える3年生を最も得意とするポジションで起用しつつ、2年生は様々なポジションで試し、プレーの幅を広げさせてきた実績がある。
春先から怪我人が続いた今年のチームだが、今大会も9月12日のサテライト京都戦で枝村が負傷、出場が微妙な状態。代えの効かない二枚看板の一人なだけに、影響は大きい。定位置を掴んだ池田との相性を考えると、代役はゲームメイクに長けた上埜か。だが、圧倒的なキープ力を誇る枝村は、相手のショートカウンターを許さないという意味で、守備面でも貢献度は大きい。上埜がCHに入ると、両サイド共に突貫型になるリスクもあり、真希をCHに戻したり (上記A)、最終ラインも含めた大転換 (上記B) も考えられる。B案の方が、より守備的だ。両サイドは、左に真司と岡村、右に小泉と柴田と、スピードタイプが2人ずつ控えるだけに、交代が勝敗の鍵を握るだろう。
枝村不在が影響してなかなかまとまらない中盤と違い、前線と最終ラインは充実している。FWは怪物真希を軸に、高さの石垣、速さの真司、決定力の悠輔、ポストプレーの長沢らが候補。「高さ」以外の全ての要素を高レベルで備える真希との組み合わせでは、同期の石垣が第一選択か。真希抜きでも、様々な組み合わせが可能だ。日本人離れしたゴールセンスを持つ悠輔は、「2年生コンバート方針」のため、今年はサイドハーフで試されることが多い。最終ラインも村越を軸にほぼ固定。怪我の美臣の代役は、この夏は桑原彬が多くの出場機会を得たが、渥美も甲乙付けがたい。半年近く試合から離れていた大型GK前田も復帰、勘を取り戻しつつあり、上記Bのオプションも試されるなど、完成度は高まっている。
■注目選手
●山本 真希 1987.08,24生 [176cm/67kg]
二枚看板の一人。昨年、国見の中村相手に奮戦した怪物が、進化を遂げて本大会に戻ってきた。今年は、攻撃的なポジションでの起用になりそう。量と質を兼ね揃えた精力的な動きで試合に刺激を与え、弾むようなドリブルからの豪快、だが正確なシュートがハイライト。
●池田 康彦 1988.09.15生 [169cm/60kg]
1年生からチームのヘソに位置する、清水のマケレレ。枝村・真希・真司らの奔放な動きにも、チームの重心を見失わない知性の持ち主。しかし、巨漢FWの突進を正面から受け止める、勇気の持ち主でもある。ボールを奪いながらのスルーパスは、先輩の浩太を思わせる。
●村越 大三 1986.05.15生 [177cm/70kg]
1年生の佐野・岩本、2年生の石垣・美臣らがサテライトに呼ばれる一方で、村越の練習試合出場はゼロ。正直、昇格は厳しい。だが、だからこそ、3年生村越の勇姿に期待したいのだ。最近少なくなった、気持ちで戦い、味方を引っ張ることのできるDFリーダー。
■チームプロフィール
別記参照方。
■出場までの軌跡
04月05日:△0−0 浜名高校 (三重) 得点:
04月24日:○2−0 暁高校 (三重) 得点:山本、高野一
04月29日:△0−0 藤枝東高校(静岡) 得点:
05月08日:○4−0 東邦高校 (愛知) 得点:山本2、OG、鈴木
06月12日:△1−1 四中工高校(三重) 得点:篠田
06月26日:○4−2 グランパス(愛知) 得点:山本2、石垣、町田
07月03日:●0−5 ジュビロ (静岡) 得点:
07月10日:○7−0 岐阜工業高(岐阜) 得点:篠田3、柴田、山本、町田、岡村
07月17日:○3−1 静岡学園高(静岡) 得点:枝村、山本2
■試合日程
09月25日(土) 11:00 1次ラウンド 桐蔭学園高校 西目サッカー場
09月26日(日) 11:00 1次ラウンド 東福岡高校 西目サッカー場
10月02日(土) 13:15 1次ラウンド 青森山田高校 米子東山陸上競技場
10月04日(月) 16:30 決勝ラウンド 準々決勝 埼玉スタジアム第2G(19:00 鳥取バードスタジアム)
10月09日(土) 12:00 決勝ラウンド 準 決 勝 国立霞ヶ丘競技場 (14:30 同競技場)
10月11日(月) 13:00 決勝ラウンド 決 勝 埼玉スタジアム2002
09月24日(金)
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