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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ U-17 浜名高校戦
浜名がサイドから仕掛けてくるため、どうしても同一サイドでの展開が多くなっていたが、徐々に浜名のプレスが弱まったことで、次第に起点が高くなっていく。16分には町田がフォアプレスで浜名DF4番?からボールを奪い、早いタイミングでループシュートを放ったが、枠の上に外れる。そして25分、石垣のヘディングクリアを柴田が拾い、谷野→石垣→桑彬と回してボールを落ち着かせると、フリーになった桑彬がお得意のバックスピンを掛けた縦フィード。スペースへの追い駆けっこなら絶対の自信を持つ小泉が、9番を振り切って静止したボールを拾い、直角方向転換。横に切れ込むと、立ち塞がる3番?の背後にボールをチョコンと左回りで押し出して、自らはゴールラインの外に出ながら右回りで抜け出し、鮮やかに抜き去ってみせた。最後は小さく斜めに折り返したクロスを、一也が一度ブロックされながら、粘って再度押し込み、先制点を奪う。1−0。
待望の1点を奪い、勢いに乗る清水は、浜名の攻撃を、29分に9番が谷野を振りきりながら惜しい右クロスを入れた場面ぐらいで抑え込み、圧倒的に攻め立てる。
(空中戦最強・石垣 (中央)。26分のCKでもファーで折り返すことに成功するが、DFにクリアされる)
33分、谷野が自陣で奪って前の一也にクサビ、一也も素早いタイミングで前に送り込むと、長沢が裏に抜けてシュートを放つが、GK正面。34分、町田が倒され、中央25Mの位置でFKを得ると、町田自ら弾丸シュートを放ったが、GK横っ飛びでCKにディフレクトする。昨日の浜名戦と違い、神田・長沢といった視野の広い選手が、巧みなキープから左右に散らすことで、浜名に攻撃の的を絞らせなかった。
(その34分、町田のFK。分かりづらいが中央・柴田の前で、ボールが壁の横を通り過ぎようとしている)
ところが35分、ロングボールに対し池田が浜名10番に競り負けると、10番は左に展開。そこに11番が走り込むと同時に、トップ下の8番も加速。一方、清水はCBの池田が戻りきれず、石垣が一人取り残される格好で、最終ラインにギャップを生じさせていた。桑彬の裏を単独突破した11番のマイナスの折り返しに、PA中央・石垣の裏で8番がボレー。GK晃太、これに反応したのはさすがだが、弾き返せず、勢いのままボールはネットに突き刺さった。1−1。浜名、これが23分間ぶりのシュートであった。
その後、35分、柴田に代えて桑卓を入れ、谷野がCB、池田がCH、桑卓が左SBにポジションチェンジ。これで私の観戦史上、谷野はCB・左右SB・CH・左右SH・FWの全ポジションを達成した! (拍手) しかし、再び清水が勢いを取り戻すことはできず、前半を折り返す。
浜名高 清水エスパルス
5(1) シュート 5(4) ○石垣、×町田、◎一也、○長沢、○町田
3(0) 右クロス 2(1) ×小泉、◎小泉
4(2) 左クロス 3(0) ×一也、×谷野、×一也
0(0) 右側CK 2(2) ○柴田、○柴田
3(2) 左側CK 1(1) ○柴田
1(−) 犯OS 3(−) ・長沢、・町田、・町田
5(1) ファウル 2(1) ・桑彬、×池田
[後半]
嫌な感じで同点に追いつかれた清水だが、開始早々、決定機を作る。1分、左サイド奥に走った神田から、追いつめたDF2枚の間を通す針の目パス。一つインサイドで併走していた桑卓がクロスを入れ、ニアの町田が頭で合わせたが、枠の上に外れる。町田が惜しいシュートを放ったのは、これで通算3本目。まあ、シュートを撃ってリズムを作るタイプのFWではあるのだが。
(空中戦最強・石垣。後半5分のCKにも、敵と味方を潰してヘディングシュートを放つが、GK横っ飛びキャッチ)
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04月18日(日)
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